G7サミットに出席したゼレンスキー大統領が次に向かうのはスイス。スイスでは平和サミットが開催される予定で約90の国と国際機関が参加予定。ウクライナとしては結束を強調しロシアへの圧力につなげたい考えだが思惑通りには進んでいない点もある様子。一方プーチン大統領は先ほど会見を開きウクライナとの和平交渉を始める条件を公表。ロシアとの結束を強める中国は会議を欠席する方針。また米国・バイデン大統領も自身の大統領選挙に向けた資金集めの会合に出席するため欠席するとしていてゼレンスキー大統領は不満をあらわにしているという。ウクライナが提唱する10項目の和平案には、原発の安全確保、食料安全保障、捕虜の開放と連れ去られた子供の帰還などが盛り込まれている。「ロシア軍の撤退」「領土の回復」などには触れられていない。ロシアとの関係も重視する一部の参加国に配慮していると見られる。ロシアとの連携を強める中国は会議を欠席する方針。ゼレンスキー大統領は中国は平和サミットに参加しないように各国にはたらきかけていると批判。バイデン大統領も欠席する。ゼレンスキー大統領は不満を露わにしている。