2024年7月24日放送 23:50 - 0:35 NHK総合

あしたが変わるトリセツショー
難聴かも?聴力低下を放置しない全力対策

出演者
石原さとみ 大島美幸(森三中) おいでやす小田 
(オープニング)
今回は…

今回のトリセツをお届けしたいのは疲れやすい、集中力や記憶力の低下している方々にお届けしたいなど放送内容を伝えた。

オープニング

オープニング映像。

オープニングトーク

本日は耳のトリセツでゲストはおいでやす小田と大島美幸。耳について大島は聞き返すことが多くなったなど話す。

耳のトリセツ
「聞き返し」「聞き間違い」放置するリスク

今耳の専門家が全国放送のCMなどで耳の検査を勧め始めていいて若いうちから「潜み難聴」というトラブルがある。潜み難聴は聞こえているつもりでも聞こえていない状態だという。今回耳に自信がある40~60代の20人に協力してもらい調査。調査は聞き取ったものを復唱するものでこちらは平均13復唱できていた。これに日常生活に近い音を入れると聞き間違いが多発し聴力検査を行うと6人に潜み難聴が見つかった。スタジオでもテストを実施7つの音声が流れ5~6問正解すれば問題ないと紹介した。潜み難聴が見つかった6人は生活に困っていない問題ないと話しているという。

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難聴

20人は別に記憶力の検査を行っていて難聴でない人は記憶力にほとんど変化はなかったが難聴と診断された人は記憶力の低下が確認された。番組では潜み難聴を「軽度難聴」と名付けており、この軽度難聴が専門家が特に懸念している症状。日常会話は60デシベル程度の音の大きさとなる。難聴は中程度だと40~70デシベルが聞き取りにくい状態。軽度難聴は25~40デシベルの音が聞き取りにくい状態。25デシベルは葉っぱがこすれるくらいで40デシベルはひそひそ声くらいとなる。一方で日常会話は聞こえるためトラブルに気づきにくいという。

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難聴

患者の1人の小泉さんは10年前から聞こえづらさはあったものの日常生活に不自由はなく病院にいかなきゃとは思わなかったという。しかし健康診断で異常が指摘され病院で詳しい検査を受けた所、右が軽度、左が中程度の難聴と診断された。放置されやすい難聴をいかに早く気づいてもらえるか日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会が啓発活動を開始した。村上理事長によると難聴が認知症発祥の最大のファクターということが明らかになったと話す。難聴になると人との交流が減少し、頭の活性化も鈍ってくるなど説明。さらに認知症以外にもうつや筋力、記憶力低下の要因になるという。ここでスタジオでゲストの聴力検査の結果が運ばれてきて、大島は難聴予備郡だった。

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うつ日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会認知症難聴
難聴予防のカギ「か弱き細胞」

難聴予防について解説。耳の中にある「蝸牛」には片耳1万2000個の「有毛細胞」が存在する。音が入ると動き出し振動が信号となり脳に伝わる。しかし大きい音で強い振動が与え続けられたりするとダメージが重なりやがて壊れ、信号も少なくなり気づきにくくなる。死んでしまった有毛細胞は元に戻らず悪化すると難聴となる。60デシベルまでなら1日に何時間聞いてもリスクはない。しかし音が大きくなるとその時間が減っていき120デシベルだと1日あたりの目安は2秒となる。

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有毛細胞蝸牛難聴

1日の騒音を測定してみた。朝、目覚まし時計は97デシベル、ドライヤーは約80デシベル、イヤホンから流れる音は曲によって異なるが60前後でリスクなし。電車は地上で70、地下で80であり、さらに音楽も80くらいに変更している状態。この火の最高記録は鮮魚店での店主の声で瞬間で110デシベル。さらにDJをやっており93デシベルを確認された。VTRを振り返り、小田の大きな声は問題なのではと話しいつもの本気のやつを測定すると119.3デシベルで1日に聞いて良い時間は2秒となった。

スタジオに防衛医科大学校の水足先生が登場。水足先生は119デシベル出せる人を初めて見たと話した。また耳元で聞いているわけではないので1m離れているだけでも違うなど話した。今多いのはイヤホンなど大きな音に長時間触れることが原因となる難聴が増えており、対策としてノイズキャンセリング機能の活用や音量を意識する。有毛細胞を休ませるで目安は1時間おきに10分静かな環境で過ごすのが良い。難聴にも種類があり、慢性的な蝸牛の障がいの場合は根本的な治療法はなく、急に聴力が落ちた場合には治療できる可能性もある。ただし時間との勝負となるため気づいたら病院へと説明した。補足情報として大きな音だけが要因だけではなく食生活、喫煙、遺伝的要因もある。また聴力検査で問題なくても「聞き取り困難症」というのも存在し、こちらは脳での言葉の処理に問題があるという。

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聞き取り困難症蝸牛難聴
難聴に気付きにくい理由とは?

難聴に気づきにくい理由を紹介。脳には物理的には存在しない音が聞こえているというふうに常に予測を作られており隠されていると思わない時には修復されず、その修復が起きていることに気が付かないと柏野牧夫さんは説明する。

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厚木市(神奈川)難聴
聞こえづらくて困っている方へ

聞こえづらくて困っている方への情報を紹介。対策の1つが補聴器。難聴の症状がでていた古泉さんは補聴器に高齢者がつけるイメージがあり避けていたが番組をきっかけに試してみることになった。聞き取りにくい時を医師に説明し相談し身につけ聞こえるようになり、聞こえるようになりストレスはなくなったという。さらに復唱テストに参加したひとも補聴器をつけると正解数が増えた。認知症のリスクも下げることができるという。

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うつ補聴器認知症難聴
(エンディング)
次回予告

あしたが変わるトリセツショーの次回予告。

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