- 出演者
- 石原さとみ 市村正親 川村エミコ(たんぽぽ) 松村邦洋
今回、紹介するのは「声と喉のアンチエイジング 取扱説明書」。
オープニング映像。
ゲストの松村邦洋は「やっぱり、喉が商売だからね」などと話した。
- キーワード
- 石橋貴明
番組が行った657人へのアンケートでは22.9%の人が「声が通らない・こもる」と悩んでいた。大阪芸術大学短期大学部 専任講師の高橋さんによると、声が通る・通らないは3000Hz付近に声のエネルギーが集約しているかしていないかの違いだという。一般人とオペラ歌手の口や喉の形を比べると、声帯の上の空間の大きさに違いがあった。この空間を広げることが3000Hzを生むのに大切とされている。3000Hzを簡単に手に入れる方法はハミング。良いハミングは3000Hzの感覚を掴むことができる。声が通らないとお悩みの人を集めてハミングのトレーニングを実施。2週間後、7名全員の声が通りやすくなったという結果になった。
トリセツ流ハミングをおさらい。脇腹を広げ続けるように「スー」と30秒少しずつ息をはいて準備運動。顎を引き、耳が肩の真上にくる姿勢になり、うなじと鼻に振動を感じながら「ん~~」とハミング。口の奥にうずらの卵1個分のスペースを空け、口を少しすぼめて鼻の上辺りから声を出すイメージで行う。1セット5秒×10回、1日2~4セットを2週間続ける。
アンケートで50代以上の約5割が「喉の衰えを感じる」と回答。八反田さんはある日、まったく声が出なくなるという症状に見舞われた。行き着いたのは声の不調を専門とする音声外来。八反田さんは声帯萎縮を起こしていることが分かった。声帯の筋肉が衰えることで起こる。また、声帯は食べ物や飲み物が肺に行かないようにするための蓋のような役割も担っている。その蓋に隙間が空くことで起きるのが誤嚥。声帯萎縮は誤嚥の原因の一つとされる。誤嚥はひどい場合には肺炎を起こして亡くなってしまうことも。日本での死因6位。年間5万人以上が誤嚥性肺炎で亡くなっている。声帯の周囲を鍛えるために行うのがストロー発声法。ペットボトルに水とストローを入れて、ストローを吹きながら発声を行う。普通の大学生に2週間、ストロー発声法を朝晩3分程度やってもらったところ、音域が広がったり声が長く出せるようになったという結果が出た。
10月に放送した癌対策の反響を紹介。前代未聞の大プロジェクトを実施。全国の自治体と協力し、放送に合わせて癌検診の案内をなんと150万人以上にお届け。検診受診率アップを目指した。取材した自治体では速報値で7.3倍も予約が増えたところもあった。
エンディング映像。
次回予告が流れた。