- 出演者
- 石原さとみ 木村美穂(阿佐ヶ谷姉妹) 渡辺江里子(阿佐ヶ谷姉妹) こがけん
きょうのテーマは熟年貧血のトリセツ。若い女性に多い貧血とはまったく違う“熟年貧血”を取り上げる。68歳の渡辺進さんは血液検査を受け再検査をすすめられていたが体調が急変し倒れてしまい輸血を行うことになった。担当医の鎌田医師によればヘモグロビン値が通常の5分の1ほどで強い貧血がある状態だったという。渡辺さんは貧血がひどすぎて狭心症を発症していたという。今回は熟年貧血の恐ろしさを取り上げ、鉄活カードをバージョンアップし紹介する。
オープニング映像。
年代別にみた貧血の割合によると、男性は加齢とともに急増し女性も閉経後再び増加する。85.3%が無治療でほったらかしてしまうことの多い貧血。赤血球は体で必要な酸素を血液にのって送り届ける役割がある。しかし貧血の場合はヘモグロビンの量が減り酸素をたくさん運ぶことができなくなってしまい、熟年貧血には3つの怖さが潜んでいる。
熟年貧血の恐ろしさを立命館大学の後藤教授が低酸素の空間を使い実験で紹介。実験参加者たちは低酸素状態でも特に変化は感じなかったが、最大心拍数が上昇した。このように心臓が頑張りすぎる状態を放おっておくと心臓への負担が大きくなる。
貧血の原因と言えば鉄不足だが、熟年貧血では鉄をしっかり取っていても治らないことが多い。貧血と診断された渡辺さんだが、検査の結果胃潰瘍があることが判明した。渡辺さんは胃潰瘍から慢性的な出血があり貧血が進行していったという。熟年貧血の原因はこういった隠れ出血の可能性もあり、胃や腸からの出血がありその原因を治さないかぎり血を失い続けることになる。北里大学の鈴木教授が熟年貧血の主な原因として胃や腸などの出血、体内での炎症、老化に伴う骨髄の異常をあげた。また健康診断でヘモグロビンが基準値以下なら血液内科や一般内科、かかりつけ医に相談するようにと話した。
貧血の症状のイメージと言えばめまい・息切れ・疲れやすさなど。立命館大学の女子駅伝部に貧血の時の感じる症状を聞いたところ、やはり疲れやすさなどを感じるという声が多かった。しかしここに熟年貧血の落とし穴がある。京都医療センターの川端院長によると高齢者の貧血はゆっくり進行するためなかなか気づかれにくいという。鈴木教授はめまいや立ちくらみは貧血とはまったく別のものと話し、下まぶたの裏側が白くなるなどのセルフチェック方法を紹介した。
2022年の「鉄のトリセツ」で紹介した「鉄活カードQ」をアップデート。献血では事前の検査で貧血気味の人は当日の献血はできないが、千葉の献血ルームでは貧血気味の人に貧血対策メニューを紹介することで再訪時に貧血気味の人が続々と改善している。番組では千葉の和洋女子大学を訪れ、ビタミンCと組み合わせることで非ヘム鉄の吸収率を劇的にアップした「鉄活カードQ」を作成。番組HPからダウンロードできる。またスタジオで和洋女子大学ボランティア部が考案した「鉄活ごはん」を試食した。
あしたが変わるトリセツショーの次回予告。
