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オープニング映像。
今回の舞台は新潟・十日町市松代地域。雲海や棚田が有名な町。この日は松代初のトレイルランニング大会を前にテスト走行が行われた。大会を立ち上げたのが新坂志保里さんで1年半前に移住してきた。新坂さんはトレイルランニングで知り合ったフランス出身の男性と2人で生活している。ルイさんに後押しされ、地域おこし協力隊として移住。新坂さんの任務は観光で松代を盛り上げること。丹念に土地を調べてみると、古道の痕跡を発見。ここをトレランで走れば魅力を発信できると考えた。そしてトレイルランニングの大会「春の陣」のプロジェクトが立ち上がった。
古道をトレランコースにするのは簡単ではなく、新坂さんは土砂が流れ込んだ整備箇所を地元の人と確認しにいった。トレランは順位を競うだけではなく、景色や地形を楽しむのも醍醐味。
十日町市の松代地域には古民家をアレンジした家が立ち並ぶ。古民家再生を手掛けたのが、ドイツ人建築デザイナーのカール・ベンクスさん。お試し移住も試せるシェアハウスもある。
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新坂さんが移住して驚いたのが、地元で採れる豊かな山の恵み。そこで地元のお母さんにお願いして、トレラン大会で参加者に振る舞う山菜料理をつくってもらった。イチオシは山菜のミズという三五八漬け。
新坂さんは子どもたちと子ども用コースの試走会を行っていた。本番で道に迷わないよう大人がコースを案内した。小学2年の女の子はお疲れモードだった。
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大会当日。新坂さんは目が回る忙しさ。きのうは走らないと言っていた小学2年の女の子も参加。大人レースは25kmを走る。休憩所では地元のお母さんたちが用意した郷土の味が提供された。子どもレースもスタートし女の子も無事にゴールした。新坂さんは「思い描いていた以上に松代の人たちの良さが伝わったと実感できて泣きそうだった」とコメント。
エンディング映像。
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