- 出演者
- 田村淳 鈴木亜美 増田貴久(NEWS) 浅野ゆう子 伍代夏子 井森美幸 神尾楓珠 森香澄 秋元真夏
淳先生の御城解説を生徒たちはメモし、復習テストに正解したら御当地グルメをゲット。そんな一項が向かうのは関西を代表する観光スポット・大阪城。そして世界が注目する松本城。
オープニング映像が流れた。
大阪城は1583年に豊臣秀吉により築城が開始された。「現在の大阪城は誰が造った?」の問題が出され正解は徳川家であるとのこと。1615年に大阪夏の陣で豊臣家が滅亡し、その後大阪城は徳川家のものとなった。もとの城は埋めてしまい、その上に新たな城を建てたという。足軽目線で見るとお城めぐりが楽しくなるとのこと。
早速淳先生率いる足軽隊を阻むのが「南外堀」である。水が張っている堀は水堀だという。横矢掛けという石垣を登ってきた敵を横から攻撃する仕掛けもある。堀からの侵入を諦めた足軽隊が次に向かうのは「大手門」である。横には「千貫櫓」というものがあり1620年に建造され国の重要文化財となっている。そして門をくぐるとさらなる仕掛けがありそれは「枡形」という四角い空間に閉じ込められ一斉に攻撃されるという。「多聞櫓」というものは横に長い作りが特徴で今回はその中に特別に入れてもらえるとのこと。中に入ると「槍落とし」という侵入してくる敵を上から槍や石で攻撃する場所があった。さらに進んでいくと大阪城を代表するスゴイ仕掛けがあった。「石狭間」と呼ばれるもので兵士が伏せて鉄砲を構える仕掛けだという。そして攻守に分かれて石狭間をリアル体験した。
淳先生一行は足軽目線に戻り、天守を目指す。桜門にたどり着くと再び枡形に閉じ込められ、ある巨大なものが行く手を阻んだ。それは城内一の巨石「蛸石」で表面は畳36枚分で重量は約108トンだという。そして進むと穴を見つけるがここで「何のためにあけられた穴?」というクイズ。
- キーワード
- 蛸石
「何のためにあけられた穴?」というクイズ。神尾楓珠がまずは正解した。正解は「運びやすくするよう石を割るための穴」で大きな石を石垣サイズに切ったり加工したりする時にあける穴である。正解した神尾楓珠は「宇治園 喫茶去 心斎橋本店」の「笑みがこぼれるモンブラン」をいただくことに。宇治抹茶のクリームと渋皮付き和栗が相性抜群だという。
いよいよ大阪城の天守に到着。天守閣の石垣の石には面白い発見があるという。石垣にあるマークは大名たちの刻印であるとのこと。徳川幕府が全国の大名に命じ築城しており刻印は担当した大名の証である。石垣の刻印マニアがいるようで、そのいなもとかおりさんに来ていただいた。これまで見つけた刻印の数は300種類以上で好き過ぎて石垣本を自費出版しているという。イチオシの刻印は美濃高須藩の徳永昌重でお酒が好きで石垣工事を遅延し領地を没収されたとのこと。さらにもう1つ大阪城に来たら絶対に見てほしい刻印があり御座船で見に行くことに。それは丹波園部藩・小出家の極印だった。全国探してもここだけだという。
今年4月に公開予定の超お宝を特別に拝見。徳川の威厳を見せつけるため地中に埋められた豊臣大阪城。その石垣がおよそ400年の時を経て蘇り、石を加工せずに積む「野面積み」がされていた。
ご当地グルメをかけた復習テストとなるが今回は大阪名物ふぐの名店へ行くとのこと。大阪城から車で5分、やってきたのは「活ふぐ専門料理 とらふぐ屋」。直前まで生け簀で泳いでいた大きく新鮮なとらふぐを使用。
大阪名物ふぐをかけて復習テスト。まずは「大阪城にある石垣の刻印 そこから多くの大名が城造りに関わったことがわかりましたが、お酒が好きで石垣工事が遅いと没収された大名は?」という問題。まずは森香澄が正解となり井森美幸が続いて正解となった。正解は徳永昌重である。伍代夏子はギブアップしたが神尾楓珠は思い出せるのか。
- キーワード
- 徳永昌重
「石垣工事を遅延し領地を没収された大名は?」の問題が出され正解は徳永昌重だったが、神尾楓珠は不正解となった。正解した森香澄と井森美幸は「大阪名物ふぐ」を召し上がることに。実際に食べて弾力がすごいなどと話した。
- キーワード
- 徳永昌重
続いてのお城は長野県松本市にあり、新宿から特急あずさで約2時間30分となる。出演者を紹介しながらお城の話をそれぞれ聞いていった。そんな一行が目指すのは国宝である「松本城」。美しい景観を楽しめることからインスタグラムのフォロワー数は日本のお城の中では全国1位となっている。
「城下を取り囲む赤い部分は何?」のクイズ。まずは鈴木亜美が正解し続いて浅野ゆう子が正解。お寺が正解でいざ戦になった時には足軽たちがお寺で待機するのだという。正解した鈴木亜美・浅野ゆう子は「おやき高峯 中町店」のおやきを召し上がることとなった。松本城を建てたのは徳川家康の片腕として活躍した後に豊臣秀吉に仕えた武将である石川数正とその息子の康長であり防衛力に優れたお城であるという。
まずは太鼓門に着いて鉄砲や矢で攻撃するための穴である狭間・矢狭間・鉄砲狭間を見つける。そして門を抜けると枡形に閉じ込められる。松本城は一の門から橋へまっすぐに攻撃できるという。
ここからは天守の中を徹底解剖。まずは1階へ。天守の壁は中に木材や縄を入れクッション性を高め強度をアップしているという。そして3階の普段は入れない部屋に潜入。そこは兵士が控える部屋で天井が低くすぐ上に4階があり全部で6階建てになっているとのこと。そして一行は5階へ向かい、外から見た破風の前まで来た。松本城の破風は四方全部に施され、中から敵を攻撃できるという。そして天守最上階へ向かい天守を楽しむ淳先生たち。外を見ると馬に乗った武将を見つける。ここからは戦国リアル体験となる。
戦国時代の騎馬武者について教えてくれる甲冑騎馬マニアの保坂陽介さんのもとへ向かう。そこにある甲冑は全部自前なのだという。戦国時代に活躍した馬はサラブレッドではなく狭い山道や級な坂道を巧みに駆ける日本在来の小柄な馬である木曽馬である。ここからは甲冑で騎馬武者体験となる。
重さ20kgの甲冑で騎馬武者体験。田村淳と増田貴久は甲冑を来て馬に乗り田村淳は大河ドラマ「功名が辻」に出演が決まった時に半年前から乗馬の練習に行って乗れるようになったが乗馬のシーンは1シーンもなかったと話した。馬に乗った状態で少し移動し頭が重いなどと話し松本城のツアーが終了。いよいよ松本城の復習テストとなる。
やってきたのは松本城から歩いて3分の「割烹 松本館」で復習テストとなる。「天守などの屋根の造りに見られたのが破風といいますが、この松本城で見られる3種類の破風を全て書いてください」という問題。