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オープニング映像。
きょう紹介するのは「ラフィア風の夏帽子」の作り方。自然な風合いの糸を使った帽子で、風通しがよく夏のファッションのワンポイントに最適。
「ラフィア風の夏帽子」の完成例を紹介した。編み物を体験するのは宮川花子さん、指導はニットデザイナーの川路ゆみこさん。2人がリモート出演で挨拶した。ラフィアはヤシ科の植物の繊維を使った糸で、今回は材質の似た紙の糸を用いる。
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基本の「スカラップの夏帽子」の編み方を紹介。帽子のトップの生地は紙の糸を2周させ、これを土台として「細編み」6目を作り、土台の糸を縮めて円形にし「引き抜き編み」で閉じる。2周目は1目につき「細編み」2目を編んで12目、3周目は2目に1目の割合で増やして18目と増やしていく。10段・60目で直径10cmとなる大きさが目安。16段・96目まで編んでトップの生地とする。さらに増やさず4段、6目増を1段、増やさず13段の18段を編んでサイドとする。ここまでの編み方を編み図で紹介した。
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続いて帽子のつばの部分。「プリムのすかし模様」の1段目は1周102目を12目増やして124目に、続いて増やさずに2段。続いて長編みですかし模様を作る段、12目・6目・6目の増し目をする段3段を3回繰り返し、波打つ3段のすかし模様を作る。最も外周の「プリムのスカラップ模様」は、鎖編み3目、長編み1目、長編み1目の3つをまとめて半円形にしてから3つ先の目に縫い付けて波模様にする。飾りのリボンを作って裏側にブローチピンを縫い止め、本体につけて完成。
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応用例として、太いリボンをつける代わりに細いレースのリボンを巻きつけた帽子を紹介。つばの増し目は6・6・6としてゆがみのない円形に広げている。続いて、本体を紺色・ふちを白色の2色で編んだ「2色使いの夏帽子」を紹介した。飾りの白糸はテープ素材の紙の糸を鎖編みして作ってある。飾り糸の編み方、本体に飾り糸を通す輪を付け足す方法を紹介した。つばはすかし模様を減らして2段とし、ふちは細編み2段の円筒状にして上に巻き上げている。その他、紙糸の帽子は風通しがよく涼しいほか、かぶっているうちに頭になじんで愛着が生まれると紹介した。
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「NHKテキスト すてきにハンドメイド」最新号の案内。お求めは書店、NHK出版、NHKテキスト電子版から。きょうの放送は2020年6月の再放送だが、最新号にも作り方と編み図が掲載されると案内した。
次回の放送で作る作品の案内。この放送は再放送のため、次回分の放送は行われないと案内した。
挨拶とエンディング映像。
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