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- 佐々木希 洋輔 コカドケンタロウ(ロッチ)
きょうはおうちで簡単に楽しめる南部裂織を紹介。横糸に裂いた布を使う織物。
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- 南部裂織
講師は裂織作家の三好千佳さん。夫の転勤で十和田市に住み、そこで裂織の教室に通ったのがきっかけ。南部裂織の丸モチーフはコツさえ掴めば1時間で作れる。コースターやブローチにぴったり。
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- 南部裂織
段ボールで作る裂織のを紹介。段ボールに貼った糸が織り機のたて糸の役割をする。段ボールに2.5センチ間隔で切り込みを入れ、放射状に糸をかける。隣あっている2本のたて糸を1か所別の糸でまとめてできあがり。中心点はひも通し等に意図を結びつけたて糸を1本おきにすくう。1周したら糸の両端を持ってぎゅっと締める。動揺に3周させ、糸端を短くカットする。
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- 南部裂織
出演者らが「春」をテーマに丸モチーフをつくる。青森・青森市にある創業約110年の老舗呉服店で古着着物から布を選んだ。裂織の布選びは、裂きやすさが大切。裏地の布も大切に使う。裂織は裂ければどんな布でもOK。布の長い辺に沿って裂くのがポイント。布橋を残して裂き1本のひも状にしていく。洋服の場合、ミシンの縫い目の際に沿って分解して裂く。
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布を裂き終えたら織りの作業へ。25センチに切った1色目の布を針に結びつける。中心部部の織りおわりから5目さかのぼる。1本おきにはりですくう。糸端を残して中心に寄せ、織り機を回転させながら織り進める。
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あおもり北のまほろば歴史館で南部裂織の歴史を紐解く。北前船は青森沿岸地域と物流拠点大阪を繋いだ。青森に1番多く運ばれたのが木綿の布や糸。しかし、当時綿は高価で、庶民が手に入れられるのははぎればかりだった。そんな中、布切れを材料に、1枚の大きな布を織っていく津軽半島沿岸から広まっていった。津軽地方では漁師たちの作業着に用いられた。大正~昭和初期にはこたつ掛けが広まり、作られた時期によって色合いに差がある。
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- あおもり北のまほろば歴史館南部裂織
こたつに使われた南部裂織は、火事を起こさないよう火伏せの意味も込めて赤を入れて作られた。
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- 南部裂織
三好さんの表現に欠かせないのが、裂き布のコレクション。そこで、丸モチーフの2色目は、三好さんのコレクションから選ぶ。裂き布を仮置きして、織たい分量を切る。前の布の織りおわりから5目さかのぼったところから織り進める。好みの色・分量で繰り返す。織り進めおわり以外の糸端を切り、織りおわりを針を使って隙間に引き込む。段ボールから意図を切り離し2本ずつ束ねて結ぶ。絡まないように2本ずつ切り離すのがポイント。作り方はHPで公開中。
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