- 出演者
- 千野秀和 濱田龍臣
オープニング映像。
高知競馬が絶好調で売上は過去最高を更新している。高知競馬は20年前売上が低迷しており廃止寸前まで追い込まれていた。
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- 高知競馬
高知競馬が好調で昨年度の売り上げは過去最高の958億円で、主催する高知県と高知市への利益配分は14億円になる。濱田龍臣は高知に来たのは5年ぶりで第2の故郷のような感じがある等と話した。中央競馬はJRAが主催、地方競馬は各自治体が主催しており高知競馬は県と高知市が主催で利益が出れば配分金が得られる。高知競馬の売上は2009年以降大きく右肩上がりである一方で2002年には累積赤字が88億円まで膨らみ廃止が議論されていた。
高知競馬場は通常は土日に開催し多くの客で賑わう。2年前に改装工事を終えた馬券売り場や去年4月には巨大遊具が設けられ、家族連れや若いカップルが多く訪れている。22年前の高知競馬は売上が低迷して累積赤字88億円を抱えて存続の危機を迎えていた。存続か廃止が議論されるも関係者の雇用などが考慮され、県と高知市が129億円を負担し存続された。経費の削減のために当時雇っていた清掃のアルバイトを無くして職員らが掃除を行うようになり、レース賞金の減額を行った。賞金は決まった割合で分配されるためどの関係者も大きな打撃を受けた。高知競馬は徹底したコスト削減で赤字を免れていたが売上を伸ばすため2009年に全国初の通年ナイターを開催することで、仕事終わりの客を呼び込もうと画策した。コストが大きくかかる中で検討されたのは調教用の証明で、通常のナイター用の証明よりも明るさは劣るものの費用は大幅に抑えられるため31台増設された。以降通年ナイターを始めたことで売上は1.4倍になり、ナイターでは他の競馬場のレースが終わった後の最後のレースで最近勝てていない馬でのレースが行われ、馬同士のちからが拮抗しているため予想が非常に難しいため配当も大きくなりやすく人気となった。レースでは競馬記者の力を借り、馬のレベルを揃えるだけでなく異なるタイプの馬を組み合わせた。
濱田さんは「胸が熱くなる気持ちだった」などとコメントした。高知競馬の売り上げの97%がインターネットからとのこと。渡辺さんは「インターネットがここまで発達するとは2000年の頃は考えられなかった。ギャンブルからエンターテインメントとして根付いていったのは大きい」などと話した。 人を惹きつける馬を育てるというのが欠かせないという。
高知競馬期待の4歳馬ユメノホノオ。今年4月のレースでは最後尾から1着でゴールした。ユメノホノオが高知競馬にやってきたのは2年前の6月。落札価格は275万円。当時の1歳馬の平均価格1236万円の4分の1以下だった。ユメノホノオの武器はストライドの大きさ。課題はゲートで暴れることだった。調教師の田中さんは「スタートでいい位置につけたらもっと楽なレースができる」などと話した。
濱田龍臣は可愛らしいタイミングとレースの最後の追い上げのギャップがすごくて、そういう部分が応援したくなる気持ちがわかる等と話した。渡辺隆裕は70年代は地方から強い馬が出てくることに自分を重ねる人がいたが、今はアイドル候補にはじめから目をつけていたような形になっている等と話した。JRA・地方競馬はギャンブル依存症への対策として啓蒙活動や相談窓口・カウンセラーを設置している。
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