- 出演者
- 渡邊佐和子 鈴木福
オープニング映像。
ゲストの俳優・鈴木福さんを紹介。NHK FM「ライブジャポニズム!福之音」でMCを務める。チワワを飼うなど動物好き。今回は生き物の魅力を伝える「ダーウィンが来た!」 を特集。ことしで放送20周年を迎えた。
日曜よる7時30分から放送中「ダーウィンが来た!」は放送開始から20周年。これまで70以上の国や地域を取材し、迫力のスクープ映像で生き物に迫ってきた。2006年4月の初回放送では古代魚アロワナの驚きのジャンプを捉えた。タラバガニが作る巨大ピラミッド、自分より重い鳥を狩るカマキリ、生きた化石シーラカンスなどの決定的瞬間を撮影するため、カメの模型の中にカメラを入れたり、戦車カメラを開発するなど、スタッフは撮影手法を進化させてきた。高所撮影は風船、ハンググライダー、パラグライダーなどを用いてきたが、ドローンが登場したことで、危険なスズメバチの巣の撮影も可能になった。現在は長崎県・対馬で絶滅危惧種のツシマヤマネコを狙っている。ドローンには熱を感知するサーモカメラを搭載し、通常のカメラでは分からない居場所を発見できる。田んぼの畦にいた親子のスクープ映像を紹介した。足かけ18年携わってきた田所チーフプロデューサーに話を聞いた。初めて制作したのは2008年の「トビウオ大飛行」。トビウオが45秒とび続ける世界記録の瞬間をとらえる快挙を達成した。「誰も見たことのないスクープ映像で生きものの生きざまをお届けする。誰も知らなかったことを撮るのが最大の強みであり、モットーとしてやっている」などと語った。思い出に残っているのは2011年の「トンボのスーパー飛行術」。電動歯ブラシの先に画用紙で作ったチョウをつけ、歯ブラシを動かすことで、チョウを捕まえようとするトンボのどアップが撮影できて感動的だったと振り返った。
「ダーウィンが来た!」は撮影の裏側を知りたいという視聴者の声が多く、2024年3月の放送では、新人ディレクターが長期ロケにのぞむ先輩たちに密着した。撮影現場は世界で最も古い砂漠といわれるアフリカのナミブ砂漠。ライオンとキリンの対決を狙う。撮影に使う車は特殊車両で天井を外して360度見渡せる。砂漠のキリンは全体的に白っぽいので砂漠に溶け込んで見える。原田ディレクターは研究者から借りた個体識別帳を見ていた。地道な観察の積み重ねで個体をはっきりさせ、毎日の暮らしぶりを明らかにする。激しい砂嵐にも耐える頑丈なテントでキャンプ生活を送る。音声の片浦さんがシャワールームを紹介してくれた。水を入れた容器をぶら下げて使う。中を除くとカミキリムシなど、貴重な水を求めて虫たちが集まっていた。シャワーは週に1度で街から集めてきた水を大切に使う。
「ダーウィンが来た!」の制作チームが動物学教育賞を受賞することが決まった。2011年に創設された賞で、動物学の社会への普及に著しく貢献した個人または団体の功績を顕彰する。テレビ番組では初めての受賞。2022年7月の放送では信州大学との共同研究で、ニホンザルが生魚を食べる瞬間の撮影に世界で初めて成功した。
ダーウィンが来た!が国立科学博物館とコラボした「いきもの超ワールド展」が10月12日まで開催中。
8月2日の「ダーウィンが来た!」は20周年スペシャル。これまで放送した決定的瞬間を大特集。さらに過去に撮影した場所で同じ生き物たちを最新の撮影技術で撮り直す特別企画「執念のリマスター」も実施。2012年6月の放送では絶滅したとされていたクニマスが泳ぐ姿を世界で初めて撮影したが、ディレクターは産卵を撮影できなかったのが悔しかったという。今回は360度カメラ&水中ドローンで産卵の撮影に挑む。もう1つの挑戦の舞台はパプアニューギニア。木でホタルが集団発光するホタルツリーを狙う。初回放送から担当している小迫カメラマンが最新鋭の高感度カメラで撮影に挑んだ。Eテレでは8月7日にコラボSPを放送する。
石川・輪島市の仮設住宅。その集会所で金沢放送局が県内向けに放送しているかがのとラジオの公開収録を行った。企画したのは瀬田宙大アナウンサー。今回の企画は金沢局のアナウンサーによる絵本の朗読。作品は「だってだっての おばあさん」。猫と暮らすだってだってが口癖のおばあさん年齢を言い訳にいつも誘いを断ってきたがひょんなことから5歳になりきることで前向きに色んなことにチャレンジしていく物語。仮説住宅に暮らす方からのリクエストで、この作品が選ばれた。朗読会のあと、皆さんに今の生活についても話を聞いた。「仮設で1人になったときふっとしたときに寝られない。ここくればみんなで話したりできるし」「笑えたしよかった。こころを落ち着かせられる」などの声が聞かれた。かがのとラジオの絵本朗読会は金沢放送局のホームページからNHK ONE「らじる★らじる」で視聴できる。金沢放送局では絵本の朗録の公開収録を石川県内の主催した地域で8月にも開催する予定だという。
エンディングトーク。鈴木福さんはNHKに期待していることはと質問されると「ダーウィンが来た!もそう、さきほどの朗読の企画もそう。人の思いの乗った番組、映像などが伝えられるのってメディアならではの素晴らしいことだと思うので、これからも深堀ってほしいと思うし、僕は俳優なのでドラマが作られていくなかでぜひ鈴木福をたくさん起用していただければ」などコメント。
