2025年1月26日放送 5:00 - 5:20 テレビ朝日

はい!テレビ朝日です

出演者
八木麻紗子 山口豊 
(オープニング)
BPO

BPOの宣伝。

キーワード
放送倫理・番組向上機構
オープニング

オープニング映像。

(はい!テレビ朝日です)
今日の内容の説明

番組レギュラー陣の山口豊アナウンサー、八木麻紗子アナウンサーがスタジオに登場して、今日の内容の説明をする。今日から2連続で、「第30回 PROGRESS賞」を特集する。「PROGRESS賞」とは、テレビ朝日系列24社の番組の賞。1995年に制定された。第30回の対象となったのは、2023年4月1日~2024年3月31日までに放送された番組。それらの番組を審議会委員が選考した。受賞した4作品を、2回に渡って紹介する。

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PROGRESS賞テレビ朝日
奨励賞「いちがたっこ」ダイジェスト版

最初に紹介する作品は、奨励賞を受賞した名古屋テレビ放送の「いちがたっこ」。そのダイジェスト映像が紹介された。1型糖尿病の患者である9歳の生野真浩くん、父親の生野浩和さん、母親の生野優季さん、妹の生野千尋ちゃんの家族を取材した作品。名古屋テレビ放送のディレクターの小澄珠里さんが、1型糖尿病について説明した。日本IDDMネットワークによると、1型糖尿病の患者数は約10万人。生野真浩くんの1型糖尿病は、5歳の時に発症した。それ以来、血糖値の計測とインスリンの注射が、欠かせない生活になった。生野真浩くんが、自宅で血糖値の計測とインスリンの注射を受けている様子や、「ソレイユ千種クリニック」で診察を受けている様子などが紹介された。2021年には、「医療的ケア児支援法」が成立した。それは、日常的に医療的ケアが必要な子供とその家族を支援する法律。超党派の議員や患者家族の支援団体などが、この法律の制定を強く求めた。その後、名古屋市も学校に看護師を派遣するようになった。生野真浩くんが小学校で、看護師からインスリン注射を受けている様子が紹介された。そのおかげで助かるようになったと、生野優季さんが話した。このダイジェスト映像が終わった後に、スタジオの一同が感想を話し合った。

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優秀賞「軽傷ではない ~飲酒事故被害者の10年~」ダイジェスト版

「第30回 PROGRESS賞 優秀賞」は「軽傷ではない~飲酒事故被害者の10年~」。2013年11月3日の朝、長崎・佐々町で飲酒と無免許運転による事故が起きた。被害者の前川希帆さんは当時18歳。吹奏楽部に所属し、トランペットを担当しプロの演奏家になる夢を描いていた。免許取り消し中、酒気帯び運転をした男は対向の軽乗用車2台と衝突し4人にケガをさせた罪で懲役1年6か月の刑を受けた。携帯電話の会話に気を取られて運転操作を誤り、ガードレールに衝突したはずみの事故だった。

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PROGRESS賞佐々町(長崎)長崎文化放送

前川希帆さんは歯がないとプレッシャーがかからないので、トランペットの音が出にくくなる状態が続いてしまうと話す。また事故で延期された推薦入試の日、実技で優秀な演奏ができれば入学金の免除や授業料半額などの特待生の資格が得られる。推薦入試には合格したが特待生の資格を得ることはできなかった。そして今目指しているのは高校の音楽の教員であるという。教職課程を履修し、4年時に長崎県の教員採用試験を受験。合格はならなかったが卒業の日、運命の知らせが舞い込んだ。教員採用試験のときに応募していた長崎県の臨時教員の採用。南島原市にある県立口加高校の音楽講師。吹奏楽部の顧問として、教師の第一歩を踏み出した。

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PROGRESS賞南島原市(長崎)長崎文化放送長崎県立口加高等学校

今振り返ってみると10年経っても傷は癒えても音は戻らないなどと話し、飲酒運転や事故で傷を負って今でも長い時間苦しんでいる人たちがいるということを知ってほしいと話した。

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PROGRESS賞長崎文化放送
次回予告

「はい!テレビ朝日です」の次回予告。

(エンディング)
エンディング

スタジオの一同がエンディングの挨拶をして、エンディングとなった。

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