- 出演者
- 菅原知弘 桝田沙也香 田原敦子 三ツ木仁美 江部木和美 池田由紀
BPOの宣伝。
- キーワード
- 放送倫理・番組向上機構
オープニング映像。
放送開始から50年目を迎えた「徹子の部屋」を特集。同番組の三ツ木仁美プロデューサー、田原敦子プロデューサー、江部木和美ディレクター、池田由紀ディレクターが登場。江部木ディレクターは1990年、池田ディレクターは2000年、田原プロデューサーは2002年から番組を担当している。司会の黒柳は「なるべくスタッフを変えないで」と要望しているという。
「徹子の部屋」が長寿番組たるゆえんについて、田原プロデューサーは黒柳徹子が健康であること、視聴率が好調をキープしていることを挙げた。また、黒柳の旺盛な好奇心が続く限り、番組も継続していくはずだという。
黒柳はユニセフ親善大使を務め、その関連番組にディレクターとして携わっていたのが田原プロデューサーだった。江部木ディレクターは番組に抜擢されたときは嬉しかったが、収録の時には手足が震え、気がついたら終わっていたという。池田ディレクターはスタッフの欠員を埋めるかたちで話があり、面接に臨んだ。スタジオ収録に苦手意識があることを話すと、「『徹子の部屋』はヒューマンドキュメンタリー」と言われ、収録を重ねるなかで納得したという。
記憶に残るゲストに田原プロデューサーは「冬のソナタ」が主演したペ・ヨンジュンを挙げた。黒柳の熱望が実現したこともあり、喜色満面だった。スタジオまでの導線について、黒柳はあれこれとアイデアを出し、自ら確認もしていた。楽屋名にペ・ヨンジュンと記されていたら騒動になるかもと、黒柳は「永六輔さんに」と指示した。三ツ木プロデューサーは2016年2月4日の放送回をピックアップ。パーキンソン病で闘病していた永六輔、数度の手術を経験していた大橋巨泉がゲストとして出演した。江部木ディレクターは永から絵葉書を貰ったことがあり、法被好きな母へメッセージもくれたことを明かした。
「徹子の部屋」ではプロデューサー、ディレクター、ADなどスタッフ全員が番組に招きたいゲストを会議で発表している。「はい!テレビ朝日です」ではその会議を取材したことがあった。プロデューサーといえども出席者から厳しい指摘があがることもあり、民主主義が根付いているという。
「はい!テレビ朝日です」の次回予告。