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(オープニング)
オープニング
オープニング映像。
番組紹介
今回、お守りにスポットを当てる。
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- 京都府
(はじまりは古都にあり 京都極上カルチャー図鑑)
京都のさまざまなお守り
左京区の下鴨神社では30種類以上のお守りが授与されていて、種類ごとにご利益は異なる。同神社の祭神は賀茂建角身命で、神武天皇の東征時、道案内したとされる。別名八咫烏で、道中安全守には八咫烏がデザインされている。7月、下鴨神社では境内にある池に足をひたし、無病息災を祈る「御手洗祭」が行われる。この神事にちなんだお守りが水守。元来、お守りは神社や寺で授かった御札を持ち歩くためのもので、家の各所に御札を貼る文化は今も根付いている。五大明王の分身となる御札を貼ると、全方位から家が守られ、あらゆる災難を払いのけるとされる。
お守りのルーツ
鳥居本幸代名誉教授はお守りの歴史を20年以上に渡って研究していて、お守りのルーツは内部に小さな仏像、お経が納められた「懸守」と考える。貴族の女性たちは懸守を身に着け、寺社仏閣巡りをしたという。江戸時代になるとお守りは庶民の間で身近なものとなっていった。
進化を続けるお守り
財布に入れやすいサイズのカード型、自転車のハンドルに巻きつけるお守り、虚空蔵菩薩の画像が保存されたマイクロSDのお守りなど、お守りは時代を経て進化を続けてきた。美人祈願として知られる泉涌寺では楊貴妃観音像の姿をうつしたお守りが授与されている。
(エンディング)
エンディング
エンディング映像。
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2023年12月8日(16:45)