- 出演者
- 立川志らく 八代英輝 森朗 山内あゆ 江藤愛 恵俊彰 田中理恵 渡部峻 南波雅俊
恵俊彰らによるあいさつとコメンテーターの紹介。
きのう福井県の福井市・大野市・勝山市で一時レベル5大雨特別警報が発表された。降りはじめ雨量は福井市美山で343.5ミリなど、いずれも観測史上最多となっている。福井県愛では23の河川が氾濫し、土砂崩れなどの被害も相次いだ。
8月のお盆の時期には千葉豪雨、翌週には埼玉・東京でも大雨、23日には茨城で地震があり、27、28日には石川と富山、北海道で線状降水帯が発生した。きのうは福井県に雨雲がかかり続け、24時間雨量が福井・勝山で346.5mmを観測するなどした。
福井・坂井市では住宅街が冠水。福井空港では滑走路の周囲が水浸しとなった。あわら市を流れる竹田川は氾濫し、冠水した道路から離れる車の様子も確認できる。一時、レベル5大雨特別警報が発表された川では、20台以上のトラックが水に浸かっていた。
福井県の大雨では川の氾濫が相次いだ。冠水による浸水する自動車もあった。
就寝時間の福井を襲った大雨。雷もなり、道路も冠水した。きのう午前4時30分頃、福井市・大野市・勝山市にレベル5大雨特別警報が発表された。坂井市では道路が川のようになり、浸水した車もあった。
福井県坂井市で朝の4時にレベル5大雨特別警報が出たことについて山村さんは「その前から降ってたんでしょういけれどもいずれにしても、夜中の大雨っていうのは、避難指示を出したとしても避難の対応ってなかなかできない」などとコメントした。また「自治体の防災メールに登録しておくと、プッシュ型で連絡が来る、それが緊急地震速報みたいにはならない場合もある、防災メールは登録の仕方によって」違うなどと話した。
福井県坂井市春江からの中継。片付け作業、車のボンネットが開いているのが見える。24時間で300ミリ以上の雨がり、現在は道は乾いているが、市内のこの場所以外に未だに冠水している場所があるそうだ。大通り沿いに乗り上げている車などが各所で見られ、冠水している生活道路や田んぼの稲穂が水に浸かっているという場所も多数あった。そして、水に浸かったアンダーパスの排水作業を行なっている作業員は1日で終わるかは分からないと話していたそうだ。この辺りで美容室を経営している田嶋さんは、床のギリギリまで水が入り、水が屋内に入るか入らないかぐらいでずっと降り続けていて不安だったなどと話した。また床下まで水が入り込み、ポンプで排水作業を行なったが乾燥させている段階だが営業はできるという。
山村さんは床下浸水し、排水作業をしている美容室の床について「乾燥させるにはただ開けとくだけじゃなくて、サーキュレーターとか送風機を入れて強制的に乾かさないと、一週間ぐらいかけてやらないとだめ、乾燥させてそのあと消毒するという、そういう手間が必要になってきます」などと話した。
千葉の豪雨では記録的短時間大雨情報が25回のべ44地点に出た。石川・富山に大雨特別警報が発表された時は秋雨前線がかかっていて台風18号が東シナ海にあって湿った空気が流れ込んで来た。前線に沿うように線状降水帯が発生した。福井の大雨では線状降水帯が発生しておらず台風もなかった。そして記録的短時間大雨情報も発表されていない。福井の雨は千葉のように一気に降った雨ではなかった。福井県の嶺北では30日明け方にかけて低い土地の浸水や河川の氾濫・土砂災害に厳重に警戒などと発表された。予想雨量は24時間で嶺北は120ミリの予想だったが実際に降った雨は350ミリ位だった。最大1時間降水量は45ミリほどで当たっていた。
2004年には福井豪雨があり、今回と同じような現象が起きていた。当時は線状降水帯では雲列線状降化と言っていた。当時は1時間で75ミリ、96ミリの雨が降った。浸水・冠水の被害も起きた。地形による降水量を解説した。海水温が1℃高いと水蒸気は7%増加する。山村武彦さんは「極端気象が当たり前になってきている受け止め方をしないといけない」などと話した。
線状降水帯とは、次々と発生する発達した雨雲が列をなした組織化席ら群によって数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される。幅は狭く細長い。半日前予測があり、地方単位・府県単位で予測でき、2029年には市町村単位で予測できるようになる。直前予測は今年5月から発生20億~3時間前を目標に予測できる。
大雨や豪雨の被害をもたらした線状降水帯で2~3時間前に予測されるという直前予測の精度について。今月27日、石川の大雨の際、午前3時8分には能登・加賀で線状降水帯が発生していたが直前予測はなかった。その後、午前4時48分と午前5時48分にそれぞれ能登と加賀に直前予測が発表になり、この直前予測はその後の発生した線状降水帯の予測となった。同じく富山の大雨の際も直前予測はなく、直前予測が発表される前に線状降水帯が発生するケースが相次いだ。これに気象予報士・森朗氏は「午前1時の段階ではコンピューターは線状にならないだろうと判断していた」と指摘。線状降水帯の直前予測には「前3時間降水量が100mm以上の分布域の面積が500km²以上」などの発表基準があり、4つの条件をすべて満たした場合に発表される。ことし5月29日から直前予測が発表されたのは53回。その中で発生したのは16回、発生しなかったのは37回と敵中率は約30%。これに気象庁・細見卓也予報課長は「水蒸気の流れ込みなど数値シミュレーションでは表現しきれない部分があった」と振り返る。一方、線状降水帯が実際に発生した回数は26回。その中で直前予測の発表があったのは16回、見逃したのは10回と見逃し率は約38%。しかし、森氏は「大切なのは見逃し率よりも実際発生した時にどれだけ予測できていたかの捕捉率」と話す。
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8月27日の石川・羽咋市や8月30日の福井・坂井市など、大雨による浸水や冠水があった中で今回、大きなポイントになっていたのは車の浸水被害。
静岡市の住宅メーカーが開発したのは車の水没を防ぐ「SAM-CS(サム・カーシート)」。吸盤で車に取り付け、全体をビニールシートで包む二重構造。実際に浸水を想定した実験でも車は水に浮き、水没から守っていた。
防災科学技術研究所が行った住宅実物大浸水実験では、実物大の木造2階建て住宅に対して1階の天井の高さにあたる3mの浸水を再現。注水から20分後、玄関では床上浸水が始まり靴が流された。室内では水がコンセントの高さに達し停電。浴室では逆流した水が浴槽にたまっている。ダイニングキッチンでも冷蔵庫が浮かび倒れてしまった。リビングの家具は漂流、洗面室では洗濯機が倒れた。注水から50分後、浴槽は水でいっぱいになり、階段の途中まで浸水が進んだ。注水開始から1時間で外の浸水は約2mに。リビングやダイニングキッチンでは浮いた家具が天井の高さに達するほど水没。実験終了後、水が引いた様子を見てみると、家具などがあちこちに移動し、いたるところが泥に覆われていた。
家庭でできる水のうの作り方を紹介。45L程度のゴミ袋を二重にして20L程度水を入れる。袋の中の空気を抜いてしっかり縛る。使用後は水を流せば良いので後処理も楽。DCMの「水で膨らむ土のう袋」は中に水を吸収する特殊な素材が入っており、ここに水を浸すと3~5分程度で土のうが完成する。水のうは建物に水が入ってくる被害以外にもトイレや洗濯機の排水溝、バスルームの排水溝の逆流を防ぐことができる。防災システム研究所・山村武彦所長は「低地や河川の側にある家や1階の部屋で危険があるなと思ったら(水のうを)事前に準備をしてくのが大事」などとスタジオでコメント。
あすから9月がスタート。ことしのシルバーウィークは最大9連休。ANNやJALなど航空大手各社は羽田空港の国内線での手荷物預け入れの締め切りをあすから出発時刻の30分前に厳格化する。ルール厳格化の背景に何があるのか、「ひるおび」は普段見ることができない手荷物預かりの裏側を取材した。
きょうのテーマ「羽田空港の手荷物預かりあすから30分前までに、どうして?」。
