オープニング映像。

映画などにもなった「忠犬ハチ公」が今年生誕100周年を迎えるという。イベントが開かれるなど時代を超えた人気を誇っている。そんな中、当時子どもたちと写る写真が発見され、当時の人気を知る資料として注目されている。渋谷の忠犬ハチ公像の前では多くの外国人観光客が写真を撮影しているという。忠犬ハチ公は秋田で生まれ、ほどなく渋谷に住むイヌ好きの大学教授のもとに送られた。教授はハチを大切にし、ハチも教授を慕った。しかし教授は大学で亡くなり帰らぬ人となったが、ハチはその後10年近く教授を駅に迎えにいったという。これが新聞で取り上げられ、国民的人気となり生きているうちに銅像が建てられた。昭和10年、ハチが亡くなると渋谷駅の前では葬儀が行われた。現在展示が行われている博物館では、当時兵庫県に住んでいた子どもが一緒に撮影した写真が飾られている。展示が行われている白根記念渋谷区郷土博物館・文学館の松井学芸員は「撮影した子どもはハチと一緒に撮った写真が自慢だったのではないか、だからこそ大切に保管していたのだろう 」とした。博物館にはハチのグッズともいえるグッズや、渋谷駅長への手紙を展示している。また8月には生誕100周年のイベントが渋谷で行われ、多くの人が集まった。11月に生まれたというハチ、11月にはふるさと秋田県で催しが計画されているという。

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「みみより！くらし解説」の次回予告。