- 出演者
- 中垣正太郎
オープニング映像。
来年度の税制改正に向け、自民党の税制調査会が総会を開いて、本格的な議論をスタートさせた。総会の冒頭で自民党の宮沢税調会長は、「今年の税調は自民党と公明党でまとめたものが成案になるわけではない」と強調した上で、国民民主党との協議を並行して行う必要があるため、例年よりも結論が遅くなるとの見通しを示した。今年の自民党税調では、国民民主党と合意とした年収「103万円の壁」の引き上げのほかに、新たに次世代半導体の量産化に向けた優遇措置などが議論される見通し。
都内で開かれた全国知事会議では、年収「103万円の壁」の引き上げについて地方財政への影響に配慮を求める声が相次いだ。会議では「103万円の壁」の引き上げについて、高知県の浜田知事から、「恒久的な減税になるのであれば、恒久的な措置をする。借金で埋めるという形にならない政府の対策が必要だ」と訴えた。また山梨県の長崎知事は、「103万円の壁」の引き上げによる減収分は国が全額補填すべきとの認識を示した。全国知事会側は、先程始まった政府主催の会議で石破総理大臣に対し、こうした地方への配慮など要望を伝える方針。
米国のトランプ次期政権で国家安全保障担当の大統領補佐官となるウォルツ下院議員は、ウクライナの戦闘終結に向けた検討を加速させる考えを示した。ウォルツ氏は24日に放送されたFOXテレビのインタビューで、来年1月の政権発足を待たずに交渉を急ぐ姿勢を改めて鮮明にした。また、ウクライナの治安当局は24日、ロシアが東部ドニプロの攻撃に使用した新型弾道ミサイルの残骸を公開した。ミサイルには6つの弾頭があり、最高速度は、マッハ11に達したという。
秋篠宮ご夫妻が記者会見し、悠仁さまの海外留学について、「海外で学びを深めてくれたら親としてうれしい」と異例の言及をされた。記者会見は、来月のトルコ訪問を前に行われた。ご夫妻は悠仁さまの考えも大切するとしながら、「本人も必要性というのを最近は感じるようになってきた印象を受けている」「理解しているんでしょうね」と話されていた。留学は、警備や相手国の関係もあり、言及は異例。
厚生労働省は審議会を開き、一定の収入がある高齢者は、厚生年金を減額する在職老齢年金の見直しを検討した。現在の制度では、賃金と厚生年金の合計が月50万円の基準額を超えると、年金が減額されるため、高齢者が「働き控え」する一因になっている。
岡山県吉備中央町は、一部の浄水場で発がん性が指摘される有機フッ素化合物=PFASが国の基準を超えて検出されたことを受け、希望する住民を対象に血液検査を開始した。環境省によると、公費での検査は全国では初めて。
関東の気象情報を伝えた。
エンディング映像。