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高さ120mの牛久大仏を清掃する作業員たちに密着。
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田口和幸さん(55)は元プロボクサーで、牛久大仏の清掃作業を率いるリーダーでもある。仲間の箕輪一美さん(53)は田口さんと幼馴染。エレベーターを利用できるのは大仏の胸部までで、のべ250kgの用具を足を使って運び上げるという。眼の部分から長さ100mのロープを伝って年に1度の清掃作業を行う。洗剤は使えず、ブラシで汚れをこそげ落とすしかない。胸部と衣の段差には鳥がとまり、汚れがつきやすいという。
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牛久大仏がつくられた当時、どう掃除をするのか想定されていなかった。鳥の排泄物などがたまり、仏が涙を流しているように見えたことから、掃除が始まった。国外から足を運ぶ人もいる。
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茨城出身の磯山さやかによると、牛久大仏は若者の間でフォトスポットとなっているという。
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牛久大仏は1993年に建立された。構想から完成まで10年を要したという。鉄骨で骨組みをつくり、外側を青銅のパネルで覆う「カーテンウォール工法」が採用された。気温変化でパネルは伸縮するため、すき間をあけ、つなぎ目を防水効果がある樹脂で覆った。
牛久大仏が苦手なのは雨。すき間から雨水が入ると、鉄骨が錆びかねない。
建設現場の鳶職として20年以上のキャリアがある福井彰太さんらは牛久大仏の内部で点検を行う。パネルとパネルのつなぎ目から光が漏れていないか、鉄骨をわたったり、よじ登ったりしてチェックしている。1年に2週間、集中的に点検・修理をしても全体の25%ほどで、4年を要するという。
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牛久大仏は完成当初、落雷の被害がたびたび発生。そこで、松本敏男さん(75)が最先端の避雷針をつくり、頭頂部に設置した。設置から5年、落雷の被害はないという。今回、新型をつくったが、松本さんは「落雷の確率は2、3千年に1回くらい。その1回が明日かもしれませんが」と語る。避雷針はサッカー場、空港などにも設置されている。
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牛久大仏の頭頂部は汚れやすいのに掃除しにくいといい、田口さんは「ロッククライミングのような作業」と表現。足場は約30cmしかなく、不安定。田口さんが高圧洗浄機をあて、箕輪さんがブラシで汚れをこそげ落とす。地上では橋本涼平さん(30)が洗浄のポイントを無線で指示する。そして、作業を終えた田口さん、橋本さんは20mほどの高さをロープと腕力だけでのぼらなければならない。
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ジャンボたかおは地上から無線で指示する橋本さんについて、高所にいる作業員の過酷さを知りつつ、一切の汚れを見落とさないプロフェッショナルと感じたという。磯山さやかは牛久大仏を守り続ける作業員たちに感謝した。
松崎宏之さん(69)は牛久大仏の設計を担当。千葉に住んでいたが、完成後は近くに引っ越した。見守り続け、何かあったら駆けつけたいという。
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エンディング映像。
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