2024年9月23日放送 7:30 - 7:55 NHK総合

インタビュー ここから
テレビプロデューサー 佐久間宣行

出演者
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(オープニング)
テレビプロデューサー 佐久間宣行

テレビプロデューサー 佐久間宣行さんは数多くのお笑い芸人と話題のコンテンツを生み出してきた。佐久間さんの20年来の付き合いというおぎやはぎの2人は、人のいい部分を生かすのがうまいと話す。魅力を引き出す演出のルーツはふるさと福島に。

(インタビュー ここから)
仕事のポリシー

佐久間宣行さんはエンターテインメント界に大きな影響を与えている。自身の仕事でその芸人さんたちの人生をスベらせたくないと考えている。おもしろいけど本当のおもしろさが伝わっていない芸人さん、まだおもしろさが見つかってなくて売れていない芸人さんを20年のうちにたくさん見ていて、その人たちが1人でも売れてくれた方が自分の人生が楽しいという。ヒットのきっかけは佐久間さんでもわからない。佐久間さんは元々ネガティブで“陰キャ”だったかもしれなくて、そういう人間にしか見つけられない人の隠された魅力はあると思っている。

故郷を訪ねて/エンタメとの出会い

福島・いわき市は佐久間さんが高校卒業まで過ごした場所。同級生の悩みをよく相談されるタイプだった。中学・高校時代は近所の本屋にいちばん通っていて、当時読んでいたものはすべて面白かった。

キーワード
いわき市(福島)
「県道」から生まれた演出ポリシー/夢と現実の狭間で/見えてきた“自分”

佐久間さんの演出の礎になったのは、幼い頃に習った県道の経験だった。幼稚園から小学6年製まで習っていた。当時、人のことをたたけなくて、気持ちいいと思えなかった。4年生くらいから大会に出て、県道は好きなのに勝てない、得意じゃないと気づき、初めての挫折になった。人と勝ち負けがつくもので争うことが得意じゃないと思った。一方で、佐久間さんは社会的に負けたと言われる人やなかなか復帰ができない人に興味があり、その人のおもしろいところを引き出したくなる。そんな中で、人を幸せにするエンタメの世界に惹かれていった。福島県立磐城高等学校に進学すると、夢と現実の間で心が揺れ動いた。しかし、高校時代は嫌な思い出もなく自分の好きなものに集中できた。自分が特別な人間じゃなく、ただ面白いものが好きなだけで、面白いものを作れる人間になれるとは思っていなかった。仕組みを考えるのが好きで、その思考が今の佐久間さんの芸風・作風になっている。人には見つけられない人の魅力を見つけられるんじゃないかと気づいたのが、芸能界のメインストリームにいなかった関東の同世代の芸人さんに出会ったときになぜ売れていないのだろうと思ったことがきっかけ。

キーワード
福島県立磐城高等学校
僕だから見つけられる

佐久間さんは、人のうまくいってないものの中にまだ可能性はあると感じている。佐久間さんが面白いと思って人に話したりしたときにキョトンとされたり理解されなかったことのほうがあとでヒットコンテンツになっている。みんなのその場で面白いと思うアイデアはもうあることが理由だと佐久間さんは分析している。自分が面白いと思うものを伝わるようにすると、無いものの面白さになるという。佐久間さんは売れるのにルートが決まっている現在の形より、わけのわからない人が跳梁跋扈するエンタメの世界であってほしいそうで、どこから来たのかと思うような人を見つける仕事をしたいと考えている。

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