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ずっと聞けなかった親への疑問・後悔・タブーを“こども”だけで取材した。
レトロなお店が連なる東京・三軒茶屋で女性2人組に声をかけた。両親が日系ブラジル人だという姉妹で長女・あまねさん(30)&三女・まなみさん(24)にカメラを渡してママを取材してもらった。取材日は長女&二女・さおりさん(27)の誕生日会で親戚・友達約30人が集まっていた。母・はるみさん(54)は約35年前にブラジルから来日したという。パーティー終了後に「35年間ママはブラジルに帰りたかった?」と質問。兄弟に会えずに泣いていたこともあったが、結婚して新しい家族ができたことで日本での生活を選んだという。娘に囲まれ、いま幸せですと語った。
上野のスナックを訪れるとママは取材NGだったが、お客さんに話を聞けた。成寿さん(49)は迷惑をかけ続けた母親が自分のことをどう思ってるか気になるというので、カメラを渡して取材してもらうことになった。
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- 上野(東京)
成寿さん(49)が2か月ぶりに千葉県の実家を訪れ、母・妙子さん(71)に「49年間迷惑をかけてばかりの自分のことをどう思ってる?」と質問すると、「産んでよかったと思ってる。死ぬとき言おうと思ったのに」と答えた。
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- 千葉県
名古屋市で女性2人組に声をかけた。姉・陽和(ひより・22歳)さん、妹・虹七(にいな・20歳)さんの姉妹だった。母親は服飾関係の仕事について欲しかったというが、美容師になった自分をどう思っているか陽和さんは気になっているというのでカメラを渡して取材してもらった。自宅ではブタ5匹を飼っていた。母・早苗さん(51)は「ママは美容師になって正解だったと思うよ」と答えた。2年間のアシスタントを経て、陽和さんは取材の翌日に美容師デビューした。
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- 名古屋市(愛知)
愛知・大須商店街で声をかけた真菜実さん(26)は幼少期に両親が離婚。母との関係に葛藤を抱え、家出するほど反抗していたという。反抗していた自分をどう思っていたか聞きたいというのでカメラを渡して取材してもらった。古着屋の店長をしている真菜実さんは午後9時に帰宅。現在は母・由美さん(54)と2人暮らし。質問をなかなか切り出せず、取材4日目でようやく質問できた。母は考えても分からんかった。聞きたいと思っていたが、自分から聞くことではないと思っていたので、ずっと聞いていなかったと答えた。
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- 大須商店街
「自転しながら公転する」の番組宣伝。
高校時代に家出するほど反抗していたという真菜実さん(26)が母・由美さん(54)にどう思っていたか聞いた。両親が離婚し、シングルマザー家庭で苦労した真菜実さんは「生まれたくなかった」と言ったこともあったという。母は「何があっても真菜実の味方でおりたいなと思っている、今も」と語った。真菜実さんは反抗していた昔の自分を謝り、「ママのこどもで良かった」と語った。スタジオでVTRを見ていたシソンヌ・長谷川&土屋アンナは自分と重なる部分があり涙ぐんでいた。
番組冒頭で取材した日系ブラジル人ママ・はるみさん(54)は「ママのこと好きだったのかな?あの時、なんでかまってくれなかったのか?」と自分の母親に聞きたいという。
番組冒頭で取材した日系ブラジル人ママ・はるみさん(54)が母親に質問するため35時間かけてブラジルに帰省した。日本への帰国は4か月後になるということで続きはいつかまた。
街行く人の「親に聞きたいこと」を紹介しながらエンディング。