- 出演者
- カズレーザー（メイプル超合金） 岩田絵里奈 斉藤慎二（ジャングルポケット） 阿部亮平（Snow Man） こがけん ヒコロヒー 吉川愛 薄幸（納言） 林田洋平（ザ・マミィ） 酒井貴士（ザ・マミィ） ゆうちゃみ 武藤十夢
今回は、大ハラスメント時代の生き抜き方。さらに、歯ぎしりを改善する夢の食材を紹介。
テーマは「大ハラスメント時代の生き抜き方」。阿部亮平は「悪気がなくても加害者になってしまうかもしれない。みなさんが一番興味あるテーマだと思う」と話した。ハラスメント裁判、ハラスメント原因、最も被害を受けている世代について、3人の見識者から学ぶ。
マルハラについて小野弁護士は「マルが常にハラスメントになることはない。普段の関係性や前後の文脈など、相手を思いやる文章であれば文末が“。”でも。メールかSNSかでも若者の受け取り方は違って難しい」などとした。
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多種多様なハラスメントの相談件数が急増する中、法律的にはどこからがハラスメントと認定されるのか、知っておくべき法の境界線を学ぶ。
日本ではハラスメントの法理は完備されてなく境界線はあいまい。日本では賠償額も低いという。
実際の判例を元に専門家が解説。2022年にある団体職員がコミュニティ能力の低さで解雇され、職員は不当解雇を訴えて地位確認と未払の賃金支払いを要求。裁判所は解雇を無効と判断、解雇以降の給料と未払の残業代の支払いを命じた。小野弁護士は「いったん雇用するとなかなかクビにはできない。労働者は守られているので教育や配置換えで育てて活かすということが求められているので、企業側も正規雇用へのリスクを感じている」と話した。
女子学生が大学の教授から在学中にセクハラを受けたと損害賠償約660万円を求めた事案。一審では「卒業したら俺の女に…」などの発言から教授の違法性が認められ教授と大学に約60万円の支払いが命じられた。これに対し女子学生は控訴、食べかけの食事を直箸でシェアしたことが問題になった。高等裁判所ではセクハラ・パワハラにあたるとされ、約99万円の賠償命令となった。慰謝料は裁判官の裁量で決められ、期間・回数・悪質性などの相場感を考慮して決められるという。
法理相談が急増しているカスハラ。カスハラを行う約3/4が50代以上で、日本の手厚いおもてなし文化が現在の異常なカスハラを生んだとも言われている。細田准教授は「年をとると前頭前野の活動が落ち、ブレーキがかかりづらくなり同じ行動を続けてしまう」と解説した。法律面ではカスハラ対策の義務化が検討されており、早ければ来年にもカスハラ防止法が成立すると言われている。
遠藤教授はハラスメントがなくならない原因で最も大きいのは、世代間で起きているパーソナルスペースの歪みとした。「どこに住んでいる？」と聞く場合でも誰が聞くのか、誰が聞かれるのかによって心理的なパーソナルスペースが侵害されたと感じるかがかわるという。
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- 向井康二
パーソナルスペースは昭和世代と令和世代でどう違うのか。街角の声を聞くと、昭和世代は令和世代への接し方に苦慮しており、令和世代は昭和世代から過度に気を遣われていることを感じているようだった。
世代間でパーソナルスペースに歪みが生じる原因について遠藤教授が解説。昭和世代では価値観の統一が幸せの定義でみんなが同じ思考で目標を目指し、その分距離感が近かった。しかし、令和に向かうにつれて価値観は多様化し、それぞれのやり方で目標を目指すようになり距離感も広くなった。小野弁護士は昔は職場から離れれば公私分離できたが、現在は家で仕事をすることもできて境界が曖昧になったことでハラスメントがやりやすくなっていると指摘した。
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現代で最もハラスメント被害を受けているのは40代男性だという。上司からハラスメントを受け、部下の扱いに困るという板挟みに苦しむ袋叩き世代。体力低下も見え始める中、職場以外での親の介護など様々な問題を背負う世代。上司によるパワハラが社会問題化する中、部下に必要以上に気を使う叱れない上司が増えている。さらに逆パワハラを引き起こす大きな理由があるという。
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- 日本労働組合総連合会
40代の袋叩き世代に対して部下から逆パワハラが起きる原因はITスキルの世代間ギャップ。ITスキルによる能力の逆転があり、若い世代はSNSで情報に接しやすく逆パワハラは増加しているという。
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- news every.森圭介
新世代間ギャップがハラスメントの原因になる中、大ハラスメント時代をどう行きていけばいいのか。街では「昔はできない理由を詰められるのが当たり前で、だから強くなった」、「気にしていたら教育も何もできない」、「ハラスメントを気にし過ぎの方がありがたい」、「上の世代への申し訳なさや罪悪感もある」など、多様な意見が聞かれた。
カズレーザーは「ハラスメントはなくなった方がいい。ハラスメント受けずに結果を出せる能力のある人だけが上に行くドライな実力社会になるのかな」と話した。
睡眠をさまたげる歯ぎしりを夢の食材について外山助教から学ぶ。ひどい歯ぎしりの酒井貴士は将来歯を失う可能性があるという。そんな重度の歯ぎしりがある食材を食べ続けることで改善するという。
吉川愛も歯ぎしりの自覚症状があり、マウスピースも壊したことがあるという。外山助教は日本人の約70％が歯ぎしりをしているといい、歯ぎしり中のかむ力は約100kgだという。歯ぎしりがひどくなると歯根破折を引き起こす可能性があるという。
「GO HOME～警視庁身元不明人相談室～」の番組宣伝。
歯ぎしりが続くと顎関節が歪み、さらにひどくなると歯根破折を起こすという。歯ぎしり自体の改善法は今のところなく、治療には一般的にはマウスピースが推奨されている。そんな中、外山先生率いる岡山大学の研究チームが歯ぎしり改善のヒントが食物繊維にあると発見。そこで、少量で圧倒的食物繊維をとれるスーパー大麦を1日30g、1週間食べ続けることに酒井が挑戦。すると、かみしめ回数と強さが少し改善された。酒井は起床時のアゴの痛みがなくなったと話した。外山先生は腸内環境が改善され増えた善玉菌が脳に働きかけて睡眠の質が改善された結果、歯ぎしりも改善されたのではと仮説を話した。