- 出演者
- 桑子真帆
(オープニング)
オープニング
オープニング映像。
マグロが捨てられる!?海の恵みをどう守るか
マグロが捨てられる!?”海の恵み”どう守る
日本周辺で獲れる主な水産資源の6割の魚は資源が少ない。今年度の漁獲枠は日本全体で約11000トン、漁法ごとに獲って良い枠が決められる。太平洋クロマグロの資源量は回復傾向にある。漁獲枠を超えると連帯責任を問われ同じ地域の漁師がマグロを獲れなくなる可能性がある。スルメイカも国によって漁獲できる枠が決められている。
漁獲管理は資源の持続的な利用に貢献できる方法で、漁獲枠は漁獲量ではなく資源評価をもとに科学的根拠をもって設定している。漁法は日本では定置網だが海外では巻き網という。国の対応策は資源管理による減収分の95%補償、放流作業に必要な人件費の補助、マグロを逃がす漁具の導入支援など。
”高級魚”キンメダイ 漁と保護の両立
キンメダイ漁の漁師たちは魚を獲りすぎないための様々なルールを設けている。創業時間は日の出から4時間、糸は1人1本で針1投目は150本、2頭目は50本までという。また、漁協では地域の研究機関とキンメダイの生態調査を行っている。取り組みの結果漁獲が減る地域もある中千葉県はこの10年安定した高い漁獲量を誇っている。
北海道サケ漁 競争から協力へ
”海の恵み”どう守る 国は?漁師は?/私たちにできること
資源管理の方法は船の数や創業時間の制限の入口管理・漁期や漁具を制限する技術管理・漁獲を規制する出口管理など。資源を保護していくことは地元の経済を守ることという。
サケが戻ってきた!海と陸の環境整備