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- 野上慎平 住田紗里 佐藤ちひろ 田原萌々 武隈光希 今井春花 佐々木若葉
次期総長をめぐる選考の不透明さが問題視されたことを受けて、東京大学はきのう藤垣裕子教授を選んだ詳しい経緯を公表。9月末の総長選考会議では、教職員らによる意向投票で1位の候補が過半数を集めたにも関わらず、大差で2位だった大学院総合文化研究科の藤垣裕子が新しい総長に選ばれた。文部科学省の関芳弘大臣は20日の会見で、今なお選考過程や選考理由について明確な説明がなされていないとの声も多く遺憾などと苦言を呈し、東大側に検証を要請。東京大学は理由について11ページにわたる文書を公表。2回の委員投票の末、藤垣が過半数を超える票を獲得したという。藤垣を総長と承認するかの投票を行ったところ、承認するが14票、承認しないが1票。委員投票の結果で総長選出は今回が初。東京大学は、藤垣候補が5名の第2次候補者の中で総長として最も適任であると判断し、総長予定者として選出したなどと説明。意向投票で1位だった人物を選ばなかった具体的説明はない。
東京都中野区の中野ブロードウェイで起きた、時価4600万円相当の高級時計オーデマ ピゲのロイヤル オーク窃盗事件直後のおととい午後8時前、地下1階の防犯カメラの映像には、上下黒い服で左腕に円形のに見える白い物を着けた男が下りエスカレーターから走り抜けていく瞬間が映っていた。警視庁によると、男は3階にある時計店で試着を装い、左手に時計をつけたまま逃走。目撃者は1人で地下に逃げたなどとコメント。男は地下を通り地上につながる階段に向かって建物の外に出たよう。きのう中野区で、男は通りに向かって走って逃げたとなどと清田有紗が報告。逃走ルート方面の防犯カメラには、おととい午後8時前、先ほどの映像とよく似た特徴の男が走り抜け、左手首にも白い物が確認できた。逃走している男とみられる人物は、現場から東にある中野共立病院を越えた住宅街の防犯カメラにも映っていた。中野ブロードウェイでは今年8月にも別の店で2億円相当の高級腕時計4本が盗まれ、先月、警視庁による防犯指導が行われたばかり。男は逃走中。
スペインで起きた高速鉄道の事故。追突した後続車両の運転手と管制センターとのやりとりの音声記録を紹介。事故車両の調査はきょうも続いている。車体からは運行状況などを記録したブラックボックスが回収されたという。事故原因の本格的な解明はこれからだが、管制センターが後続車両に対し通常速度で運転再開するよう指示したことが明らかになった。けが人は約200人、死亡者は69人に上った今回の列車事故(スペイン当局発表)。これはスペインの鉄道事故史上2番目の死者数(エルパイス紙)。犠牲者の確認は難航していて、身元が判明した死亡社は、わずか12人にとどまっている(スペインの統合データセンターCIDの発表)。乗客の家族らが待機する施設には、DNAを採取してその鑑定結果を待つために多くの人が中に待機しているという。今回の事故には多くの外国籍の人も巻き込まれた。そのうち14人の状況はまだ確認できていない。乗客名簿にあった日本人2人とも連絡が取れていない。
秋季キャンプ初日を迎えたきのう、読売ジャイアンツ球場には多くのファンが固唾をのんで待っていたのは、24年の時を経てジャイアンツに戻ってきた松井秀喜新監督。約3000人の完成に帽子を取って応えた。松井新監督のチームウェアには「90」の背番号が刻まれていて、足元はストッキングを見せるオールドスタイル。松井新監督は選手に「練習にしても、どんなときも、まず何のためにやっているのか、そこを意識しよう。これがまた新たなジャイアンツの文化になっていく。君たちがその文化を作っていってください。ジャイアンツは昔は特別な球団でした。今もそうかもしれない。でもそれは過去の先輩のおかげなんだ。我々が今度の新たな強いジャイアンツをつくっていかなくちゃいけない。我々のプライドをもう1回作り直して、新たなジャイアンツの姿になって、その文化をみんなで作っていきましょう」などと語った。読売ジャイアンツ・坂本勇人選手は「松井さんが監督になられて絶対優勝しないといけないと思うし、やるのは僕たち選手なので、選手がなんとか強いジャイアンツをもう1回つくれるように一人一人がちゃんと自覚持ってやっていかないといけないと思う」、田中将大は「同じユニホームを着て戦うことができるというのは個人的にはすごくうれしいことだし、僕はご縁を感じています」などと話した。松井新監督のもとには豪華なコーチ陣も集まった。長島監督時代、黄金の外野陣として共に戦った高橋由伸がヘッドコーチに。清水隆行が新打撃チーフコーチを務める。高橋由伸は「僕自身も松井さんが会見で言ったとおりジャイアンツの黄金時代を作るんだと言ってましたし、僕も同じ気持ちでいる」と話した。監督と選手らを取り囲むスタンドにはユニフォーム姿のファンがあちらこちらにいた。中には阪神ファンも。渡辺秀樹さんは10年ほど前に開かれたニューヨークでのサイン会に行ったときの松井新監督とのエピソードを語ってくれた。盛り上がりは球場の外でも。巨人ファンが集う居酒屋「酒美道場~シュビドゥバ~」では三平貴行店長が「G党サワー」を出してくれた。三平店長は「松井秀喜監督就任記念で55円でやらせてもらっています。現役時代巨人軍の時代に55番をつけていて、みんな好きな番号なのであやからせてもらっています」と話した。松井新監督の出身地である石川県のアンテナショップ「八重洲いしかわテラス」にはゴジラ松井を育てた母の味を忠実に再現したレトルトカレーが置かれていた。にんにく抜きの「練習中」とたっぷりはいった「試合前」の2種類がある。大きな具やタマネギの甘みが特徴。担当者は「就任の2日後にはもう売れ切れになりまして、29日まで欠品中だったんですけど、一番大きい一番上の棚を用意しました」と話した。
野党は就業者負担軽減支援金をめぐり、政府が具体的な数字を示さず情報を小出しにして国会審議に持ち込もうとしていると批判している。こうした中、政府はきのう給付額の「参考値」を示した。給付は個人が対象で、年収53万円、74万円、106万円の3案が出ている。年収119万円までの想定で年5000円程度の定額支給を見込んでいる。年間5000円はひと月とすれば417円。1日にすれば14円。119万円を超えると給付額は徐々に増えるが、その上限からは年収350万円までは減少していく。公明党・伊佐進一衆院議員は「おおむね大体考え方こうですねということぐらいは大臣、言えないですか」と質問すると、片山さつき財務大臣は「細かい部分がどうかというふうに私がここでお答えすることは(決定と)取られますので、そういう意味ではなかなか言い難い」などと答弁した。野党が示したポイントは「誰にいくら出るかが見えない」、「働けない人などをどう支えるか」、「財源をどう確保するか」。公明党・山本香苗衆院議員は「具体的なシミュレーションをぜひ示していただきたい」と質問すると、片山大臣は「政府として現時点でお示しすることは、いま延々縷縷申し上げましたが」と答弁。再び山本議員が「いつになったら出せるんですか」と問うと、岡本内閣審議官は「最終的には(令和)11年度の予算編成過程で検討することになる」と答えた。
街で聞かれたのは、それぞれの「節約」に対する工夫だった。それを裏付けるように家計の消費支出は9か月連続で前年同月比マイナスが続いている。背景にあるのは再び強まる値上げラッシュ。去年の月ごとの値上げ品目数のグラフを紹介。4月と10月は毎年多い傾向にあるが、ことしは11月も1477品目と多く、去年の約10倍となっている。節約の影響が直撃しているのは飲食店。東京・浅草で人気の天ぷら店は、1年前と比べて客層に変化が出ているという。天麩羅秋光・岸司店長は「日本の方と海外の方の比率は変わってきています。日本のお客さんは“足が向かない”部分もあると思う。物価高の影響があるのは確かだと思う」と話した。今月は天ぷら店にとって欠かせない「油」も値上げとなった。そこに客足が減るというダブルパンチ。いんなみ家上大岡店・印南裕司店長は「新規のお客さんが最近少ないなと。失敗したくないっていう、自分の『ここだ』という店にしか行かなくなっちゃってる」と話した。東京商工リサーチによると、ことし上半期の飲食業の倒産件数は514件となり、記録が残る1989年度以降で過去最多だった。高市総理は物価高対策として食料品の消費税を8%から1%に引き下げる方針だが、10%のままの外食にとってはむしろ逆風となるおそれがある。
物価高でもブランド品などをお得に購入できるイベント「minikuraバザー」がきょうから2日間都内で開かれる。ブランドの洋服に5000円の値札がつけられていく。minikuraは寺田倉庫が運営する宅配型のトランクルームサービス。minikuraを利用するアカネさんは使わなくなったものなどをその都度預けている。寄付されたものがバザーに並ぶ。仕入れは0円で売り上げは「子ども食堂」に全額寄付される。浅見事業責任者は「他の方に使っていただくということを重視してる」などと述べた。
きのう日銀は基調的な物価上昇率が目標の2%に到達したという見解を示した。2013年に目標を導入していこう初めてのこと。植田総裁は目標の「達成」には至らず、2%前後に「定着」させていくことを重視したい考え。政策金利については1.25%程度を維持した。
ハロウィン前日のきのう夜、渋谷駅前にはすでに仮装している人もいたが、大きな混乱はなかった。渋谷区は柵などを設置し、あすの朝までハチ公像の周囲を封鎖する。渋谷駅周辺は警備員が配置され、交通規制が敷かれるなどハロウィンの警戒態勢となる。渋谷区は「ポイ捨て」を防ぐために巡回する職員を増員。区は路上での飲酒や喫煙などの迷惑行為もやめるよう呼びかけている。
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ことし4月、愛知県津島市に住む男性の携帯電話に配送会社の職員を名乗る人物から連絡があった。男性名義で発送された荷物にキャッシュカードなどが入っていたとして「被害届を出すなら警察につなぐ」と言われたという。電話は警察官を名乗る人物に転送され、「マネーロンダリング事件で銀行の支配人を逮捕した。あなたを共犯と疑って捜査している。無実を証明するためにはあなたの資金を調査する」と言われ、言われるがまま指定口座に現金を振り込んでしまった男性。不審に思った金融機関が警察に連絡し、警察官が説得をしたが男性は聞き入れなかった。男性は合わせて1億8940万円をだまし取られている。
警視庁特殊救助隊の過酷な訓練に密着した。東京都立川市にある警視庁・東日本災害警備訓練施設には様々な災害現場を想定した10の訓練設備がある。設立のきっかけは2011年の東日本大震災で、その翌年2012年には警視庁特殊救助隊が誕生した。以来、2018年の西日本豪雨や熊本地震など数々の災害現場で人命救助にあたってきた。入隊2年目の挟間青巡査長26歳は学生時代、水泳で関東大会に出場するなど体力が自慢の若手のホープ。挟間さんは「警察官が(災害現場に)派遣されて泥だらけになって活動する姿を見て私も救助に携わる仕事がしたいなと」と話した。警視庁特殊救助隊・五十嵐康貴警部補による訓練が始まった。倒壊した家屋に取り残された人を救い出す訓練で、「可変式訓練ユニット」という設備を倒壊家屋に見立てる。クイズ「隊員が使用しているこの機材は?」。正解は「360度カメラ」。狭い場所で重量物を持ち上げる「コンビツール」という機材を紹介。紀アナウンサーが救助される側を体験した。右足を骨折し自力では動けないという設定。警視庁特殊救助隊・森あかね巡査長は男性隊員とともに活躍している。救助される人の心にも寄り添うことは特別救助隊が大切にしているもう1つの救助技術。そしてことし8月の千葉豪雨など近年多発する水害に備え、特別救助隊が力を入れているのが水難救助。舞台となるのは浸水域対応訓練ゾーンという全国でも珍しい水害に特化した訓練設備。訓練では濁流でボートなどが近づけない中州に取り残された人を救助するというもの。その訓練の様子を伝えた。挟間巡査長は「1秒でも早く助けるということを意識して訓練に励んでおります」などと話した。
特殊救助隊では様々な機材を使って救助活動を行っている。通称「カニクレーン」は足場が悪いところでも最大3トンの荷物を持ち上げることができる。瓦礫の撤去作業などで活躍している。
