2026年7月4日放送 21:00 - 22:00 NHK総合

サタデーウオッチ9
▽サッカーW杯で脚光カボベルデ 日本との意外な関係とは?

出演者
山下毅 林田理沙 姫野美南 浅田春奈 飯尾夏帆 田中美都 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(ニュース)
梅雨末期の大雨 引き続き十分注意 台風9号は急発達 「スーパー台風」解析も

きょうも梅雨末期の大雨になった。あさって月曜日にかけて引き続き土砂災害などに十分注意。一方台風9号は猛烈な勢力に発達。スーパー台風との解析もあり今後の進路に注意が必要。台風9号と南シナ海に発生した台風10号。このうち9号は目がはっきりしている。発生から2日、猛烈な勢力に急発達しアメリカの気象機関「JTWC」(米軍合同台風警報センター)は「スーパー台風」と分析。きょう九州北部では非常に激しい雨。このように激しい雨をもたらしたのは活動が活発になっている梅雨前線。四国の海のイベントも雨に見舞われイベントは中止。会場は後片付けに追われていた。雨雲は関西にも。大阪城も霞むほどの雨。雨合羽を来て散策する人の姿もあった。階段には雨水が流れていた。梅雨前線は明後日にかけて西日本付近に停滞するため九州北部と山口県ではあすも断続的に雷を伴い激しい雨の見込み。前線活動が予想より活発な場合は警報級の大雨となる可能性がある。九州北部ではこれまでの雨で地盤が緩んでいる地域もあり土砂災害に十分注意するよう呼びかけている。きょう7月4日は熊本豪雨から6年となる日。記録的な大雨により球磨川が氾濫し災害関連死を含め県内で67人が犠牲となりいまも2人が行方不明。当時氾濫した球磨川の河原では地域の人たちが集まり犠牲者を追悼した。集まりを呼びかけた道野紗喜子さんは「大雨も毎年のようにあって災害はどこで起きてもおかしくない。自身の地域で何ができるか考えるきっかけになればうれしい」と話した。

建国250年 トランプ大統領 批判も高まるなか 米国は…

アメリカ・トランプ大統領は「米国は人類史上存在したどの国より成功し卓越した国だ」と建国250年を前にした演説でトランプ大統領はこう誇ってみせた。政治手法やふるまいに批判も高まる中、民主主義を理念に掲げてきた大国はどこへ向かうのか。初代大統領のワシントン、ジェファーソン、ルーズベルト、リンカーンなど著名な4人な歴代大統領の顔が岩肌に刻まれたラシュモア山。アメリカを象徴するこの場所でトランプ大統領は独立記念日を前に演説した。トランプ大統領のSNSにはラシュモア山の4人の横に自らを加えた投稿も。祝賀ムードに湧くアメリカ。自由の女神も特別仕様にライトアップされた。記念のイベント会場には40度近い暑さのなか多くの人が集まった。移動博物館「フリーダム・トラック」は建国250年キャンペーンの一環として保守系の教育団体が監修。アメリカの歴史を紹介しているが建国前から暮らしていた先住民の歴史には触れられていない。トランプ政権が主導する一連の行事は歴史や多様性を反映していない、政治利用につながっているなど批判の声も出ている。建国前からアメリカ大陸に暮らしてきた先住民・エマーソン・シェナンドアさんは「アメリカが先住民にしたことについて誠実に許しを請わないかぎり現在のアメリカのあり方を先住民が祝うことは考えられない」と話す。同志社大学大学院・三牧聖子教授はトランプ大統領が演説場所としてラシュモア山を選んだ意図について「「建国の父」みんなが尊敬する偉大な人物と自分を重ね合わせる演出によって7月4日(独立記念日)も“自分は偉大”というレガシー作りに使おうとする意図は透けて見える。250年の節目ふだんの党派対立は置いて団結しようという機会になり得たと思うが(行事を)トランプ大統領好みにして好きな人は乗って嫌いな人は乗らないトランプ政権が発足してからずっと見られるイベントの1つになってしまった」という。「ギャラップ」の世論調査「独立宣言に署名した建国の父たちは現在のアメリカの姿に満足するか」の質問で満足する19%、失望する77%だった。演説でトランプ大統領はイラン情勢にも言及し「イランを徹底的に打ち負かした、彼らは和解を切望している」と述べた。

ホルムズ海峡 船の動き “自由通航とは言えない” イラン情勢 協議の行方は

先月アメリカとイランは戦闘終結に向けた覚書に署名。60日間の期限を設けて交渉を始めている。焦点の一つとなっているホルムズ海峡の航行について覚書には「イランは60日間に限って無償となるよう最大の努力をもって準備する」という内容が含まれている。交渉開始から2週間余が経過するなか覚書の内容は履行されているのか。覚書署名直後の船の位置情報を示したデータについて東京大学大学院・渡邉英徳教授は「1日に数隻くらいだったのが覚書がむすばれたあと数十隻まで一時的に回復した」が数日後には「あっという間に止まってしまった」という。渡邉英徳教授は「通れると思ってやってきたがイラン側が制止して通ろうとした船は“引き返せ”と無線で指示をしたと言われている」「(現在はある程度通り始めている)が不思議な隊列のような数珠つなぎになって航行する船が初めて現れた、推測できるのが何かによって管理されている、“この時間帯にグループになって通ってください”と指示がないと統率のとれた動きはできない」「アメリカ・イラン双方が自分たちによって都合のよい船だけ通過させている状態ではないか」と分析。渡邉教授は「アメリカの意思のもと通航している船とイラン側の意思のもと通航している船と2つの秩序が同時に存在している状況で自由通航とはとても言えない」という。4日にイランの首都テヘランで始まったのが前の最高指導者ハメネイ師の葬儀。礼拝施設にはイラン・ペゼシュキアン大統領、ガリバフ議長、パキスタン・シャリフ首相、中東各国、中国など約100か国から要人が訪問した。一連の行事にはあわせて数百万人の市民が訪れる見込み。今後の協議について仲介国カタールは“ハメネイ師の葬儀が終了したあと可能なかぎり早期に開催される予定”とされているがその行方は依然として不透明なまま。

アメリカ建国250年 支持率低迷 トランプ大統領 政権への反発 訴訟の動きも

同志社大学大学院・三牧聖子教授は「アメリカが20世紀(以降)に行った軍事行動のなかで最も国民に支持されていない戦争、トランプ大統領は“アメリカは原油が出るから大丈夫”と言ってきたが世界の原油価格はアメリカの原油エネルギーガソリンに跳ね返り物価高が本当に苦しい状況、トランプ大統領を支持してきた人たちも“今トランプ大統領は国民のことを見ていない”とそういう批判が非常にアメリカ国内で高まっている」という。就任以来自らの権限で政策などを指示する“大統領令”を相次いで繰り出し政権運営を押し進めてきたトランプ大統領。このような強行をめぐって各地で反発が起こっている。支持率は低迷し支持するは40.4%、支持しないは57.6%に達している。ブルース・シュワルツさんは仲間たちとグループを立ち上げ政権を相手に数十件の訴訟を手がけてきた。第2期トランプ政権の発足にあたり公約に批判的な閣僚や幹部たちを更迭。シュワルツさんも政権発足当日に解任通知。シュワルツさんは「(仲間たちと)司法省を離れた弁護士を集め“法の支配”に関する訴訟を展開しようと考えた」という。訴訟の一つ、文化施設「ケネディ・センター」の名称をめぐる問題で“トランプ大統領が施設の理事長に就任後、議会の承認を得ず自分の名前を加えたのは違法”と訴えた。5月ワシントン連邦地裁は訴えを認めトランプ大統領の名前を削除するように命令、その後トランプ政権は控訴した。シュワルツさんは「大統領は自らに権限があると主張しているが私たちはそのような権限はないと訴えている“法の支配下ではそのような行為は許されない”と声を上げ立ち向かおうとしている」と話した。

アメリカ建国250年 民主主義“機能不全”の声 秋の中間選挙 行方は…

250年前の建国以来、歴代政権が重んじてきたアメリカの民主主義。それが機能不全の危機にひんしているという声も上がっている。同志社大学大学院・三牧聖子教授は「権力はひとたび権力を握ってしまえばなかなか抑制できない。トランプ政権の行政権の肥大化は単一行政理論に基づいているとも言われ三権分立を否定するような考え。建国の父が考えた権力抑制の仕組みから大きく外れた反したことなので建国の理念考え抜かれてつくられたはずの制度が機能していないと(国民が)感じている」。秋の中間選挙でアメリカ国民の判断どう判断を下すのか。三牧聖子教授は「もう米国はまともにやっていけないという危機感から民主党に新しい政治潮流が生まれている。この政治潮流が中間選挙にどう動くのか。共和党がいろんな政治に不満が集まっているがトランプ共和党が中間選挙に勝つことになるのかこのあたりも注目ですね」と話した。三牧教授は11月の中間選挙で“アメリカ国民が国内・国際社会の状況をどう考え国家像をどう描くのか”にも注目している。

(サッカーW杯北中米大会)
アルゼンチン×カボベルデ 初出場カボベルデ 王者に善戦

決勝トーナメント1回戦・アルゼンチンvsカボベルデ。アルゼンチン・メッシが今大会単独トップの7点目を先制。カボベルデ・ドゥアルテが同点弾。40歳のボジーニャも好セーブを連発し延長戦に持ち込んだ。延長前半、アルゼンチン・マルティネスが得点。カブラルのミドルシュートで同点に持ち込んだ。延長後半アルゼンチンが3点目のオウンゴール。3-2でアルゼンチンが勝利。

大健闘のカボベルデ 現地の暮らしは?

カボベルデはアフリカ大陸の西に位置する10の島々からなる国。面積は滋賀県と同じくらいで約59万人が暮らしている。主な産業は漁業、農業で温暖なリゾート地。カボベルデに長期滞在した映像クリエイター・片岡力也さんは新婚旅行で訪れるも新型コロナの影響で空港が閉鎖され1年以上滞在することになった。現地の様子を動画で発信しながらカボベルデの人たちと交流を深めた。片岡さんは「(現地の人が)“ノーストレス”と言ってくる出会い頭に。それぐらい“気楽に行こうぜ”みたいな文化」という。また現地でみたサッカー熱が強く印象に残っているという。動画制作で東京五輪ではカボベルデのアンバサダーに任命されるなどいまも交流が続いている。

大健闘のカボベルデ 日本と意外なつながりも

カボベルデは古くから日本と深い関係がある。日本かつお・まぐろ漁業協同組合・吉田裕之国際部長は「遠洋マグロの世界ではなじみ深い国ですね、知らない人はいないと思います。北大西洋は遠洋マグロ漁の漁場の1つでカボベルデはマグロ漁船の寄港地となっている。現在ものべ40隻ほどが港を利用している。現地にはそうした縁から生まれたとされる曲「最高だよ!」がある。日本の船員と現地の人たちとの交流から生まれた歌とされている。吉田さんは「ボジーニャさんのお父さんとうちの入港代理店の社長が親戚、驚きました」という。

(ニュース)
与野党の対立続く中 週明けから調整本格化

高市総理大臣はきょう「日本ジュエリーベストドレッサー賞」の表彰式に登場。主催者が用意した真珠のネックレスとイヤリングを着けことしの特別賞に選ばれた。高市総理は「真珠の養殖技術は日本が発祥の地とされている。日本製品のすばらしさを世界に発信していきたい。日本の未来は明るいそう思ってもらえるよう一生懸命働いていく」と述べた。いまの国会の会期末まで2週間を切る中、与党は皇室典範改正案、定数削減法案などの成立を目指す一方で与党は予算委員会の集中審議、党首討論を求めていて膠着状態が続いている。中道・小川代表は高市総理に党首討論・予算委員会の出席をあらためて求めた。自民・萩生田幹事長代行は来週の審議再開に向けて謙虚な姿勢で野党との協議に臨む考えを示した。

デジポリ
戦争にAI クリック一つで攻撃…

アメリカ軍が2月末に開始したイランへの軍事作戦。24時間で1000か所を攻撃した作戦に新たなAIシステムが使われていた。アメリカ国防省チーフデジタルAI局長・キャメロン・スタンレー氏が紹介したのが戦争の意思決定を支援するAIシステム。デモ映像にはある島の部隊・兵器などの情報が示された。攻撃手段をAIに考えさせると装甲車による攻撃が推奨され目標到達時間などが示された。承認をクリックすると作戦が実行される。これらの新たなAIシステムによっていま敵を発見してから攻撃するまでの時間が劇的に短縮される。攻撃までのプロセスはこれまで衛星、レーダーを人の手でまとめる必要があったがAIを利用することでドローン、SNSなどの情報も加え人を介さず瞬時に情報を集約、指揮官は会話型の生成AIとやり取りし短時間で作戦を決められるようになった。アメリカがイランを攻撃した初日、南部の小学校にアメリカ軍のものとみられるミサイルが直撃。児童ら160人以上が死亡した。小学校の建物はかつて軍事施設の一部で古いデータが攻撃に使われたのではないかと報道されている。アメリカ軍はAIシステムが関わったのかなど調査中としている。ブルームバーグ・カトリーナ・マンソン記者は「システムがこれほど高速化するとチェック体制に疑念が生じる。戦争の速度と規模が拡大するとさらに多くの人々が被害を受ける。「AIはパンドラの箱を開き諸刃の剣だ」と話すアメリカ軍最高位の軍人らもいる」と話した。AIシステムの導入で1日数件だった標的が数千件に増え人間の判断が追いつかないのでは。パランティア・テクノロジーズ防衛部門トップ・マイク・ギャラガー氏は「健全な懸念は常に必要だからこそ攻撃の最終決定は人間が下すシステムにしている。人類史上最強の技術をつくっているそれには大きな責任がともなう」と話しAIによってアメリカ軍が抑止力を高めることが世界の平和につながると正当性を主張した。イギリスの研究者がチャットGPT、Gemini、claudeの対話型AIを使い“対立する核保有国の指導者”がどう戦うのかをシミュレーションした。A国B国の対立では21回対戦し20回核兵器が使用された。うち3回は全面的核戦争にまで発展した。スタンフォード大学・シュタイナー氏は「AIがなぜその判断をするのか人間にはわからない構造、今まさに戦場で使いながらAIがどう判断するのかを学んでいる非常に危険な状況にある」という。自社のAIがアメリカ軍に利用されているアンソロピック・ダリオ・アモデイCEOは「自社の技術が完全に自律した兵器などに使われるべきではない」と声明を発表。ローマ教皇レオ14世は「AIは武器解除されなければならない」と述べるなど軍事利用に歯止めをかけるべきという声も上がっている。国連・軍縮部門トップ・中満泉事務局長は「AI技術の進展あまりにもはやいどうやって制限するか議論が追いつかない」「軍事専門家だけでは偏った議論しかできない多様なバックグラウンド知見を持った人たちを集め議論を深める必要がある」と指摘している。

(ニュース)
ペルー大統領選挙 ケイコ氏勝利宣言

南米ペルーで先月7日に行われた大統領選挙の決選投票について選挙管理当局は3日フジモリ元大統領の長女ケイコ・フジモリ氏が当選したと正式に発表した。大統領選挙は接戦となったことなどから結果の確定に時間がかかっていた。発表を受けケイコ氏はSNSに“何百万人もの国民が私に寄せた信頼を深い感謝の気持ちをもって受け止める”と投稿し勝利を宣言。今月28日に大統領に就任する予定。国内政治の安定とアメリカと中国の間でどうバランスをとるか手腕を問われる。

交通トラブルで児童はねたか 作業員逮捕

大阪・守口で小学生を軽ワゴン車ではねたとして住所不定の建設作業員の男を殺人未遂の疑いで逮捕した。男は小学生4人と道路の通行をめぐりトラブルとなりすれ違ったあと車をバックさせてはねたという。はねられた児童は転倒し頭を打つなどのけがをした。男は容疑を否認している。

(気象情報)
気象情報

東京・渋谷・NHK屋上から中継。東京はことし30度以上の日が5日と平年とくらべ少なくなっているが来週火曜日以降気温が上がってきそう。全国の気象情報を伝えた。

(サッカーW杯北中米大会)
オーストラリア vs. エジプト PK戦のすえ

決勝トーナメント1回戦・エジプト1(4PK2)オーストラリア。エジプトがベスト16に進出。

コロンビア vs. ガーナ コロンビア 堅守守りベスト16進出

コロンビア1-0ガーナ。コロンビアがベスト16進出。

スタジオトーク

決勝トーナメントいよいよベスト16が揃った。スタジオでは注目は「ポルトガルvsスペイン、隣国同士の対戦でポルトガルのロナウドのプレーに期待している」「スペインも18歳の新星ヤマルも活躍している」などと話した。

(スポーツニュース)
パドレス×ドジャース 大谷翔平 途中交代 右上腕に違和感

パドレスvsドジャース。ドジャース・大谷翔平が先発登板しドジャース・ヘルナンデスが逆転満塁ホームラン。4-3でドジャースが勝利しチームは2連勝。大谷は右腕上腕二頭筋に違和感を覚え途中交代。試合後に大谷は「1~2か月くらい前も練習でちょっと(同じ状態に)なったんですけどそのときは比較的早くよくなったので今回もそうじゃないかなと思っている」と話した。ロバーツ監督も試合後に日本時間のあすの試合は大谷選手を欠場させる考えを示した。

ブルージェイズ×マリナーズ 岡本和真 月間最優秀新人に

ブルージェイズvsマリナーズ。岡本和真がア・リーグ6月月間最優秀新人に選ばれた。岡本は「選んでいただいたことはうれしいこと。変わらず毎日1試合1試合頑張っていきたい」と話した。岡本は2試合連続のヒット。2-0でブルージェイズが勝利。

中日×巨人 巨人 首位キープなるか

プロ野球は2試合雨のため中止(阪神×広島・オリックス×西武)。中日×巨人(名古屋バンテリンドーム)。2-1で中日が勝利し巨人は痛い2連敗。

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