- 出演者
- 鈴木隆行
ゲストはサッカー元日本代表・鈴木隆行さん。2002年日韓W杯のベルギー戦でゴールを決めて活躍した。鈴木さんは現在、サッカースクールで指導を行っている。今回の舞台は群馬・前橋市。大会の予選リーグは3チーム総当たりで1位のみが決勝トーナメント進出。決勝トーナメントは同点の場合延長線なしの3人制PKで決着。
A BLOCKのチームを紹介。ファナティコス vs Fantasista FCの試合は、Fantasista FC田辺桐梧と志村侑亮がゴールを決めた。ファナティコスは島村陽向がの活躍で引き分けに持ち込んだ。ファナティコス vs 那須野ヶ原FCボンジボーラの試合は、那須野ヶ原FCトニオル オタビオが先制するもファナティコス飯野響斗が同点ゴールを決めて引き分け。ファンタジスタ vs 那須野ヶ原FCボンジボーラの試合は小野心羽と水上陽太が得点し、0-4で那須野ヶ原FCが勝利して決勝進出。
B BLOCKは茨城県代表FC REGISTA TSUKUBA、千葉県代表柏レイソルA.A.TOR’82、埼玉代表RB大宮アルディージャU12の3チーム。初戦は千葉の柏レイソルA.A.TOR’82対茨城のFC REGISTA TSUKUBAの試合。柏レイソルA.A.TOR’82は古田祐葵のシュートで先制。さらに織部煌士が追加点。柏レイソルA.A.TOR’82が勝利。2試合目はFC REGISTA TSUKUBAとRB大宮アルディージャU12の対戦。RB大宮アルディージャU12は飯島桜子が強烈ミドルシュートを放つなど猛攻。後半、パスカットから抜け出したFC REGISTA TSUKUBAの軽部有記がドリブル突破でシュート。大宮の攻撃を耐えたFC REGISTA TSUKUBAが勝利。決勝トーナメント進出へ2点差での勝利が必要な大宮とレイソルの対戦。大宮はコーナーキックから初ゴールを奪い決勝トーナメントへ望みをつなぐ。再びコーナーからのチャンスがあるも枠を捉えきれず。得失点差で制したのは柏レイソルA.A.TOR’82。
C BLOCKは東京代表府中新町FC、山梨代表ヴァンフォーレ甲府U-12、栃木代表ヴェルフェ矢板 U-12・fleurの対戦。初戦は府中新町FC対ヴァンフォーレ甲府U-12。ヴァンフォーレはワンタッチでキーパーの頭上を抜くゴールを演出。後半、石倉玄翔がトラップからの反転シュートで追加点。その後府中新町に1点を返されたもののプレスでボールを奪った石倉玄翔がそのまま持ち込み4点目。ヴァンフォーレ甲府が4体1で快勝。2戦目は府中新町対ヴェルフェ矢板 U-12。互いの守りを崩せないヒリヒリした展開が続いたが、決着をつけたのは小川裕都のひとふり。ヴェルフェ矢板が勝利。3戦目はヴァンフォーレ甲府U-12対ヴェルフェ矢板。勝利した方が決勝トーナメント進出となる。ヴェルフェ矢板はコーナーキックのチャンスからこぼれ球を小川裕都が決め、2試合連続得点。さらに菊地晨斗が追加点。ヴェルフェ矢板 U-12が決勝トーナメント進出を決めた。
D BLOCKは川崎フロンターレU-12、茨城代表水戸ホーリーホックジュニア、埼玉代表FCアビリスタの対戦。第1試合は川崎フロンターレ対水戸ホーリーホック。川崎フロンターレは新堀葵が華麗なドリブルで攻撃の口火を切る。さらにサイドから水戸のディフェンスを崩し戸部心暖が追加点。川崎フロンターレが4対0で勝利。2戦目は川崎フロンターレ対FCアビリスタ。川崎フロンターレは成瀬文哉が豪快ミドルを決める。サイド攻撃から合わせた戸部心暖が追加点。フロンターレは5対1で勝利。決勝進出を決めた。3試合目はアビリスタが3対1で勝利。
ワールドカップ2大会で代表メンバー入りし、現在鹿島アントラーズでプレーする柴崎岳。2004年に、青森県選抜の一員としてフジパンCUPに出場していた。当時を振り返り、柴崎岳は、裏に抜け出すボールなどが好きで、意識してよくやっていた、自分で自分を分析し、失敗も成功体験も積んで成長していくことが大事だなどと話した。大会に出場する後輩たちに向けて、柴崎岳は、勝っても学べるし、負けたとしても得るものは必ずある、学ぶ気持ちと相手選手へのリスペクトを持ちながら、全力でプレーしてほしいなどと話した。
フジパンCUP予選リーグEブロック。東京都代表は、FC大泉学園。埼玉県代表は、レジスタFC。神奈川県代表は、東住吉サッカークラブ。初戦は、FC大泉学園とレジスタFCが対戦。前半キックオフ直後、大泉学園の石山がゴールを決め先制。追いつきたいレジスタは、何度もゴールを狙うが、得点できず、大泉学園が強豪・レジスタに勝利。2戦目は、大泉学園と東住吉サッカークラブが対戦。前半14分、東住吉の清水が先制。19分、武中のヘディングシュートで、大泉学園が追いつき、後半4分、再び武中が決め、逆転に成功。中村もゴールを決め、3-1に。大泉学園が2連勝し、決勝トーナメント進出を決めた。レジスタと東住吉の試合は、レジスタが多彩な攻撃から3ゴールを奪い、勝利。
フジパンCUP予選リーグFブロック。初戦は、チビリンピック優勝の千葉代表・柏レイソルU-12と群馬代表のFC前橋南が対戦。開始早々、柏レイソルの安川が先制。前半5分には、ゴール前で笠原が豪快にシュートを決めた。さらに、コーナーキックから熊崎がヘディングシュート。柏レイソルは、後半も攻撃の手を緩めず、松田がゴール。結果は6-0で、柏レイソルが勝利。第2戦は、柏レイソルと山梨代表のフォルトゥナU-12が対戦。こぼれ球を安川が押し込み、柏レイソルが先制。後半3分には、再びゴール前のパスワークから、大友がゴール。4-0で、柏レイソルが勝利し、決勝トーナメント進出を決めた。第3戦は、前橋南とフォルトゥナが対戦。前橋南の鈴木が先制点をあげた。フォルトゥナもゴールを狙うも、相手キーパーに阻まれた。試合は、1-0で、前橋南が勝利。
茨城代表FC COLORZは栃木SC U-12と対戦。FC COLORZの勝利。続く第2戦、FC COLORZは神奈川のJFC FUTUROにゴール前でチャンスを作られるが、体を張ってブロック。JFC FUTUROのドリブル突破もチーム全員で防ぎきり、試合はスコアレスドローに終わっている。グループ1位突破のためには3点が必要なJFC FUTURO。序盤から猛攻を仕掛けると、前半で2点を奪い、試合は後半へ。なかなか追加点を奪えずにいたが、こぼれ球に反応してシュート。1位通過を決めたJFC FUTUROだが、試合後は漢字テストの戦いも。
ジェフユナイテッド市原・千葉 U-12vsバディサッカークラブ江東。前半2分、ジェフ千葉が先制する。この失点で火が付いたバディ江東が大量4得点を奪い逆転勝利。初戦を落としたジェフ千葉だが、美九里FCとの第2戦では自慢の攻撃陣が爆発し、4-0で快勝。バディ江東vs美九里FC。バディ江東の絶対的エース・高越くんが前半でハットトリックを達成。地元群馬代表の美九里FCから4ゴール。チームを勝利に導いた。
栃木・那須野ヶ原FCボンジボーラvs千葉・柏レイソルA.A.TOR’82の準々決勝。レイソル TORが準決勝進出。栃木・ヴェルフェ矢板 U-12vs神奈川・川崎フロンターレ U-12。フロンターレが準決勝進出。東京・FC大泉学園vs柏レイソルU-12。柏レイソルが準決勝進出。神奈川・JFC FUTUROvs東京・バディサッカークラブ江東。バディ江東が準決勝進出。
準決勝 柏レイソルU-12×バディサッカークラブ江東の試合が行われた。バディサッカークラブ江東は序盤にゴールを決めて先制し、後半も固い守りのハードワークを切らさずに0-1でバディサッカークラブ江東が決勝進出を決めた。
準決勝 柏レイソルA.A.TOR’82×川崎フロンターレU-12の試合が行われた。試合は開始直後に川崎フロンターレU-12が先制ゴールを決め、その後柏レイソルA.A.TOR’82が同点のゴールを決めて前半は1-1で終えた。後半は両者ともにゴールを決められず、PK戦の末川崎フロンターレU-12が決勝進出を決めた。
FC前橋南・鈴木空音くんのダイレクトループシュートや柏レイソルU-12のパスワークなど大会中のスーパープレーを紹介した。
関東No.1を決める2025フジパンCUP決勝は川崎フロンターレU-12とバディサッカークラブ江東。フロンターレは3-2-2、北澤さんは10番の新堀くんに注目、バディは3-2-2、9番の高越くんに注目ということ。バディは前半中野くんのゴールで先制、フロンターレは10番新堀くんがシュートを放つが入らず前半を終えた。後半にはバディ江東がPKを獲得し高越くんが決める。フロンターレは新堀くんが決め1点を返すが高越くんが3点目を決めて1-3でバディサッカークラブ江東がフジパンCUP初優勝となった。バディの山本武志監督は「戦い方としては守備から入ること、球際で負けないこと、ボールを奪った時に縦にダイレクトに入れて残り3分の1のところはサッカーを楽しみなさい、そこが自分たちのサッカーの原点になるし見ていて楽しいサッカーをしようと子どもたちに伝えている」などと話した。
エンディングトークとして2025フジパンCUPを見ていた北澤さんは「途切れるところがない。いろんなスタイルのチームがあってサッカーという面白みが出ていた大会だった」「来年のW杯へ日本代表も盛り上がっていく中で育成世代も盛り上がっている、サッカー界全体が盛り上がっていけばいい」などと話した。2025フジパンCUP優勝はバディサッカークラブ江東だった。