どらまめは晩生種で枝豆としての旬は夏ではなく秋。12月まで収穫せず枯れるまで育て真っ黒になってから収穫するのが黒大豆。大豆イソフラボンやアントシアニンがたっぷり。江戸時代の薬物書には黒豆が漢方として使われていたことが記されている。普通の枝豆は片手バサミで収穫できるが茎が巨大などらまめは枝切りバサミで収穫する。枝豆としての旬はわずか2週間ほど。どらまめは丹波黒と同じ品種。千葉で作り始めたのは約30年前。減反政策で余った田んぼを有効利用するために黒大豆に目をつけた。黒大豆は連作障害が出やすいため大豆と米を交互に作ることで土壌を改善する。大豆の成長に欠かせないのは根粒菌。収穫後すぐの枝豆は風味も格別。流水にさらすと旨みが逃げるため冷風で冷ますのがポイント。
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