- 出演者
- 藤井貴彦
「ハワイの山火事はレーザーが原因」という情報は誤り、「バスの運賃箱にインド人の髪の毛が使われている」は正確な情報、「慶応大学は応援に行くと単位がもらえる」は誤り。
オープニング映像。
この番組は拡散するニュース＆情報を検証する。ファクトチェックの判定基準は5段階。大事な部分が事実ならば“ほぼ正確”、大事な部分に誤りや欠落・ミスリードがあれば“不正確”など。
激安のモモを路上販売するトラックは「盗まれた桃が売られている」とSNSで拡散されている。そこで真相をファクトチェック。新宿区内で軽トラを見つけ話を聞くと「盗品ではない」という。話によると、桃の仕入れ先は青果業者A社で、A社は山梨にある共選所という場所で傷物を安く買い付けているという。取材を続けるとA者から仕入れた桃を売る業者は複数いることがわかった。共選所とは農家が栽培した桃を選別・出荷する場所。共選所や販売店などでA社のことを聞くと、A社を知るという笛吹市春日井地区の桃販売の責任者に行きあたった。A社は農家と20年以上取引があり、扱う桃は盗品ではないという。A社は共選所ではなく、春日居の農家から直接桃を仕入れていた。また、警視庁への取材で新宿では今年盗品と認められた事例はないことが分かった。ただ、警察庁によると無許可の路上半場いは道交法違反などの可能性があるという。
番組が調べた業者に関しては桃は盗品というのは誤りだった。盗品という情報が拡散されたことについて、春日居は桃のブランドの産地のため共選所で箱詰め・出荷したものしか春日居の桃とうたえず、路上販売業者は産地を聞かれても春日居とは言えず怪しまれたのではということだった。
誤った情報が拡散したエピソード。飯尾は「機嫌を保つためtにいざとなったらぶん殴るという考え」ということが拡散しているが、やすが言っていたことだと飯尾は話した。あんりは父がヤンチャだったという話からあんりも不良だと言われてしまったという。
虫歯予防の定説「食器を共有してはいけない」。日本口腔衛生学会によると、離乳食の前から親のむし歯菌はすでに子にうつっているという研究が去年発表され、同じ食器を使わなければむし歯が予防できるという科学的根拠は必ずしも強くないとしている。
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- 日本口腔衛生学会
東京メトロのXが「過去30日間のフォロワー獲得数が世界2位に躍りでた」と投稿した。これはSNSの分析データをもとにした正確な情報。急増した理由はXの設定で東京メトロのアカウントが一時凍結され、解除後に一気にフォロワーがもどったことから獲得数が急上昇したという。
今年5月、国防総省の近くで爆発が起きたという情報と共に拡散された画像。これは誤りで、米メディアは生成AIによって捏造された画像の可能性があると指摘。ただ、画像の拡散で株式市場は混乱、株価が急落したという。
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ファクトチェックしてほしい疑問について、飯尾はあんりは資産運用しているのではとしたが、あんりは間違いだと答えた。あんりの疑問はぼる塾・田辺さんはスイーツ女王だと言われているが、スイーツ雑誌のインタビューで最後の晩餐はハンバーグだと言っていて衝撃だったこと。
「呼び込み君」は使いやすさから全国のスーパーや量販店などが導入、野球応援にも導入されるなど大人気。呼び込み君のメロディーをめぐってSNSでは「商品をお得に感じさせる」、「売り物が安く見える」などの声があがっている。そこで都内のディスカウントストアで検証。シャインマスカットの売れ行きについて呼び込み君ありとなしでどれほど変わるのか調査すると、ありだと13パック、なしだと8パックと差が出た。
「呼び込み君」のメロディーが商品を安く感じさせるというのは正確なのか。呼び込み君の生みの親である群馬電気で話を聞いた。呼び込み君は社長の一声で20年以上前に誕生、徐々に知名度を上げ販売台数は約7万台だという。メロディーについては、子どもがつい口ずさむような明るくテンポ良い曲調でキャラクターデザインも子ども受けを狙っているという。開発企業に商品を安く感じさせる目的はなかった。
続いてBGMが及ぼす客の購買行動を研究する池上さんに聞いた。すると、商品を身近で安く感じさせるBGMの条件、軽快なリズムとテンポ・覚えやすいメロディー・チープな音色が共存しているということだった。谷中銀座商店街の婦人服店すゞむらで呼び込み君を投入して検証してみると、どんな店でも効果があるとまではいかなかったが、メロディーには商品を安く感じさせる効果がある程度認めれ、ほぼ正確と判定された。
梅干し店「福梅本舗」で高級梅干しの横に呼び込み君を設置してみたところ、お客さんから雰囲気が合わないという反応ばかりだったという。
1か月前に始まった福島第一原発の処理水放出。これに中国は強い反発を示し、中国メディアは一斉に処理水が240日で中国に到達すると報じた。
1か月前に始まった福島第一原発の処理水放出。中国メディアは一斉に処理水が240日で中国に到達すると報じた。 中国の多くの人々はこの報道を信じているが、処理水をめぐる明らかなデマも飛び交っている。240日で到達するというデータの出処は北京の名門・精華大学が2021年に発表したもの。そこで、東京大学大学院の升本教授に分析を依頼すると240日で到達するというデータには妥当性があるという。しかし、報道されていない事実があるという。
240日で到達するというデータには妥当性があるというが、その時のトリチウムの濃度は非常に小さいという。そもそも処理水は国が定めた基準の40分の1未満んい薄められ放出され、中国周辺での濃度は放出開始から240日で約100億分の1、その後は最大でも約1000分の1と研究で示されているという。中国メディアの報道ではトリチウム濃度が検出できないほど低いとは説明されていなかった。ファクトチェックの結果は不正確。
処理水の安全性をめぐってはIAEAも放出後の福島第一原発周辺で水質分析を行っていて、トリチウム濃度が基準値より低いと発表。東京電力や環境省の分析と一致しているとスタジオで伝えた。
Second School Lifeの番組宣伝。
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