- 出演者
- 後呂有紗 服部由佳
オープニング映像。
なりすまし詐欺広告など、インターネット上のニセ情報による被害が増えていることを受け、総務省の有識者会議はSNSの運営会社による対策が行われるよう政府に制度作りを求める提言の案を示した。有識者会議の提言の案では、SNS運営会社のニセ情報への対応について「十分とは言えない、自主的な取り組みのみには期待できない」などと指摘した。その上で、SNS運営会社によって、なりすまし詐欺広告など違法なニセ情報は速やかに削除することや、広告審査の強化などが行われるよう政府に制度作りを求めた。災害時のニセの救助要請など、違法でなくても影響の大きいニセ情報は「表現の自由」にも配慮し、収益化の停止などが適当だと指摘した。提言をもとに総務省は法整備などを検討する見通し。
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王位戦七番勝負第2局は、きょうから北海道函館市で行われている。藤井聡太七冠は挑戦者に渡辺明九段を迎え、王位戦5連覇を目指している。今月1日に藤井七冠は「永世棋聖」の資格を獲得し、史上最年少での永世称号となったが、今回の王位戦で防衛すると「永世王位」の資格も得ることになる。先に4勝すると王位となる七番勝負。第1局では同じ局面が4回続く「千日手」で指し直しとなり、指し直し局では藤井七冠にとって苦しい展開となったが、その後、逆転勝利していた。第2局は午前9時に渡辺九段の先手で始まり、あすの午後には勝敗が決まる見通し。
米国・トランプ前大統領は16日に公表されたブルームバーグのインタビューで、11月の大統領選で勝利した場合、財務長官にJPモルガンチェースのダイモンCEOを起用することを検討していると明らかにした。ダイモン氏はこれまで米国メディアに対し、「トランプ氏は経済をかなり成長させた。貿易に関する税制改革はうまくいった」などとトランプ氏の経済政策を評価する発言をしていた。またトランプ氏は2026年に任期を迎えるFRB＝連邦準備制度理事会のパウエル議長について「任期前の解任はしない」と明言した。
16日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は前の日の終値から742ドル76セント値を上げ、4万954ドル48セントで取引を終え、2日連続で史上最高値を更新した。16日に発表された米国の6月の小売売上高が市場予想を上回ったことなどを受けて、幅広い銘柄に買いが広がった。またトランプ前大統領の暗殺未遂事件を受け、市場ではトランプ氏の返り咲きを見込む「トランプトレード」が活発化している。一方で市場関係者は「トランプ氏が掲げる減税の延長や関税引き上げなどの政策は、インフレの再燃などにつながる可能性がある」としていて、経済への悪影響を指摘する声もある。
東京スカイツリーカメラの映像を背景に全国の気象情報を伝えた。
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