- 出演者
- 伊藤遼 岡田沙也加
(オープニング)
オープニング
オープニング映像。
(ニュース)
信号機の老朽化 なぜ進む?
事故に至るおそれも信号機の老朽化。全国の信号機の老朽化が進んでいる。埼玉・JR浦和駅近くの交差点にある信号機。光る部分がLEDに切り替えられ新しいが信号制御機が老朽化。全国で老朽化した制御機は約4分の1にものぼる。信号制御機は自動的に赤・青・黄色を切り替える”信号機の頭脳”。主導で切り替えることも可能。制御機が異常を検出すると赤・黄の相互点滅状態に。点灯しなくなることもあるという。東京大学生産技術研究所・大口敬教授によると日本の信号機は高品質で更新基準を越えてもすぐに故障する作りになっていない。警察庁も老朽化が原因で交通事故が起きたケースは把握していないというが、大口教授は想定外の交通事故リスクの増大をまねくおそれがあると指摘している。状況の是正が重要だという。警察庁は信号制御機の更新基準を19年としている。19年を超えると老朽化。全国の老朽化率で北海道、京都、奈良が高い。京都府は43%と老朽化率が高い。宮城県は2.5%と大きな開きがある。信号機の更新は都道府県警の経費で行われる。制御機は最も安価なもので約140万円。京都府は老朽化している信号制御機が1428基あり少なくとも20億円かかる。予算ひっ迫で先送りも。警察庁は信号機などの適切な維持管理と必要な予算確保につとめるとしている。高柳遼太郎は「身近なインフラに潜む危険性を考えて。気づかないリスクが潜んでいるかもしれない、社会全体でこうしたリスクを考えることが安全な社会につながる」などと述べた。
(気象情報)
気象情報
天気予報を伝えた。
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