- 出演者
- 田村淳(ロンドンブーツ1号2号) 中川安奈
(オープニング)
オープニング
オープニング映像。
(スポヂカラ! 10min)
未来のJリーグを担うチームへ ~FC今治 岡田武史の挑戦~
淳さんの価値観を覆したのはことし完成した今治里山スタジアム。仕掛け人はFC今治のオーナー岡田武史。地域の誰もが訪れやすくするため景観を遮る高い柵は設けず開放的な空間を設計。ドッグランやカフェも併設。総工費40億円。街の人たちの寄付も含まれている。緑あふれる場所に街の人が集まり交流が生まれる。数年後を見据えさらに発展させていく計画だ。ことし1月のこけら落としには5000人以上が詰めかけた。かつて瀬戸内海の島々をつなぐ港町として栄えた今治。しかし車の道路網が整備されると港の利用者は激減。2008年には賑わいの象徴だったデパートも業績不振で撤退。そんなときFC今治のオーナーとなったのが岡田だった。アマチュアチームだったFC今治を買い取った。当時地域リーグで支援者も少なく観客集めにも苦労した。県外出身者の岡田に対し風当たりも強かった。地元の信頼を勝ち取るために岡田はなりふり構わず動き出す。孫の手活動に積極的に関わり、移動車にはチームのポスターを貼り自ら営業に。岡田メソッドは市内の学校とも共有し地域全体で成長を目指している。2016年にJLF昇格を決めると観客が増え始めた。かつては地元今治を離れることを考えていた塩川雅人さんは応援で街が一体となるFC今治を誇りに思うようになった。デパートの跡地でチームを応援できるようにと地元企業が大型モニターを寄贈しパブリックビューイングは今治の新たな風景となった。2019年、J3昇格を決め念願のJリーグ入りを果たした。今シーズン地域とともにJ2昇格を目指す。
(エンディング)
エンディング
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