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オープニング映像。
島田麻央は全日本ジュニア4連覇など前人未到の無敗記録を打ち立ててきたが、年齢制限のため五輪には出場できなかった。ジュニアとして最後となる今シーズン、島田は無敗のまますべての大会を制すること、そして全日本選手権での優勝を目指した。
シーズン開幕の2か月前、島田は新たなプログラムの練習をしていた。島田は13歳から4年間、出場した全ての大会で優勝してきた。ジュニアで出場するのは今シーズンが最後で、一度も負けずに終えることが目標の一つになっている。8月にはサマーカップに出場。ショートの演技冒頭で4回転トーループを成功させた。今シーズンのフリーの曲はYOSHIKIの「Miracle」。最後のスピンでも高得点をマークし、2位に20点以上の大差をつける219.28で優勝した。島田の強みであるジャンプを支えているのがバネのある下半身。筋力だけでなく足の関節をうまく連動させることで力を生み出している。筋力強化にも積極的に取り組んでいる。
練習を優先するため高校は通信制を選んだ。対面での授業は年に8日だけ行われる。島田は2008年10月30日生まれ。名前の由来は、母が大ファンだった浅田真央。5歳でスケートを始めるとすぐにのめり込んだ。全国大会で優勝すると、よりレベルの高い環境を求めて11歳で自ら志願して京都に移住した。コーチは練習意欲に驚き、島田を止める方だったという。12歳のときに日本人女子で初めて4回転トーループを着氷し、一躍脚光を浴びた。その後全日本ジュニア4連覇などジュニアの記録を次々と塗り替えていった。
10月30日に島田は17歳の誕生日を迎えた。ミラノ・コルティナ五輪の出場条件は大会前年の7月1日時点で17歳になることで、同学年の中でも中井亜美など条件を満たす選手たちがいた。オリンピックを目指せない島田は、全日本選手権で実力だけでも証明したいと考えていた。表現力を学ぶため、バレエの個人レッスンを受けていた。
全日本選手権まで2か月となり、本番同様曲を流しての通し練習を行った。しかし島田は1本もジャンプを跳ばなかった。7月に右足裏が炎症し、かばいながら練習をしていると10月には左足首を負傷した。
11月下旬、5連覇がかかる全日本ジュニア選手権を迎えた。けが明け初めての試合で、島田はフリーの4回転で転倒し、トリプルアクセルも失敗した。僅差で5連覇を達成したものの、初戦と比べて22点低い結果に終わった。島田の勝負飯はうなぎで、過去に好結果が出たことがあるという。コンディションが万全でないことに加え、オリンピックに出場できない自分は何のために全日本選手権に挑むのかと島田の気持ちも揺らいでいた。
全日本選手権で全てのジャンプを成功させる会心の演技を見せた島田は、自己ベストの79.33で首位の坂本花織と0.1差で2位につけた。フリーでは4回転で転倒したが、気持ちを切り替えてダイナミックな音楽を見せた。島田は今シーズン自己ベストの228.08で2位に終わった。
年明け1月、世界ジュニアを前に高校総体に出場した島田は202.99で優勝した。2月9日、島田は日本代表の活躍をテレビ越しに観ていた。2月20日に女子シングルで坂本花織が銀、中井亜美が銅を獲得したが、島田は観戦せずに練習に打ち込んだ。3月の世界ジュニアではフリー前日に発熱したが、4連覇を達成した。
エンディング映像。
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