- 出演者
- 里崎智也 松澤亜海
大相撲秋場所14日目。関脇・大の里はきのう目安の3場所合計33勝に到達し、初土俵から史上最速での大関昇進が確実。きょうは過去3敗と苦手の豊昇龍と対戦。押し出しで勝利し、史上最速となる新入幕から5場所で2度目の優勝を決めた。
東京六大学野球で東京大学と明治大学が対戦。明治の注目はドラフト1位候補の宗山塁。リーグベストナインを3度受賞し、ことし3月には侍ジャパンに選出された。東大の注目は元ロッテ渡辺俊介の息子・渡辺向輝投手。宗山は3打席目までノーヒットだったが、9回に変わった投手から先制ホームランを打ち、リーグ戦通算100安打に王手となった。明治が10-0で勝利。
ドジャース・大谷翔平が史上初めて51-51（本塁打-盗塁）を達成。MLB通算本塁打222本、シーズン最多打点120。競技の枠を超えてレブロン・ジェームズやパトリック・マホームズもその偉業を称賛した。昨シーズンは44本塁打・20盗塁。今シーズンに遂げた進化に3つの視点で迫った。1つ目は盗塁。大谷は去年9月に右ひじを手術。今シーズンは投手との二刀流ではなく野手のみに専念。2月のキャンプでロバーツ監督は大谷が盗塁の練習に取り組んでいると明かした。昨シーズンと一番の違いはリード。昨シーズン4m5cmだったリード幅を今シーズン4m35cmと30cm増やしたことで、塁間タイムは過去7シーズン最速の3.85秒を記録した。2つ目は本塁打。かつてイチローは大谷が投手として20勝するシーズンがあって、その翌年に50本打ってMVP取ったら化け物ですよねと語っていた。今シーズン大谷と対戦した今永昇太は（ストライク）ゾーンに残る変化球はホームランゾーンに打てると大谷のスゴさを語った。大谷は正しい動作を行えばストライクゾーンに来たボールはホームランになると語っている。ゾーン内の変化球打率は昨シーズンより1割以上あがり（.457）、26本塁打を記録。ア・リーグのホームラン王ジャッジの.227と比べると差は歴然。3つ目は雄たけび。きのう50-50を達成した大谷は雄たけびをあげた。これまで達成した二刀流の記録はサンプルが少なかったが、50-50は野手全員が比較対象でサンプルが多い。50-50の価値の高さが感情を爆発させた。ドジャースはきのうの勝利でプレーオフ進出が決定。大谷はメジャー7年目で初めてのプレーオフに挑む。
ドジャースはホームでロッキーズと対戦。きのう50-50を達成した大谷翔平はファンに大歓声で迎えられた。ロッキーズ先発は去年WBCでアメリカ代表として決勝で日本と対戦したフリーランド。大谷は去年6月に対戦し、日米通算200号となるホームランを打っている。第1打席は三振。第2打席はヒット。第3打席はホームランを打った。里崎智也さんは高めのボール球をバックスクリーンまで持っていくのは素晴らしいと称賛した。投手が変わった第4打席はファーストへの内野安打で出塁。盗塁を決め、盗塁成功率は92.9％となった。ドジャースが6-4で勝利し、地区優勝マジックを5とした。試合後のインタビューで大谷は「必ず築首位で（ポストシーズンへ）行くとみんな思っている。（2位パドレスと）直接対決が控えてますけど、その前にあしたあさってとあるのでそこを勝てるように頑張りたい」と語った。
松澤亜海アナウンサーがオープニングの挨拶。佐々木久美は日向坂46のグループ活動でお休みだと伝えた。今夜の解説はロッテ＆第1回WBCの正捕手として活躍した里崎智也さん。ドジャース・大谷翔平のMVP獲得について語った。MLBの歴史では守備の貢献度が重んじられてきたので、DH・大谷の歴史的快挙が今年どのように評価されるか注目だという。
4位楽天と0.5ゲーム差でCS進出に負けられない3位ロッテは西武と対戦。西武戦に強い角中勝也のヒットで先制。同じく西武戦に強い佐藤都志也はホームランを打った。ロッテ7-1西武。
きょう勝てばCS進出に王手となる日本ハムはオリックスと対戦。9回に守護神・田中正義が登板したが打たれてしまいサヨナラ負け。オリックスが2x-1日本ハム。日本ハムの連勝は5でストップ。
日本ハムが敗れたため、きょう勝てば最短であす優勝が決まる首位ソフトバンクは楽天と対戦。7回に山川穂高が通算250号ホームラン。9回に代打・柳町達が逆転タイムリーを打ってサヨナラ勝ち。ソフトバンク3x-2楽天。あす日本ハムが負ければソフトバンク4年ぶりのリーグ優勝が決まる。
ヤクルト・長岡秀樹はキャリアハイを更新中（146安打・リーグ2位タイ）。きょうも4安打の活躍を見せた。中日7-6ヤクルト。
8月までセ・リーグ首位だった広島は9月3勝14敗とまさかの大失速。2位・阪神は9月救援防御率リーグトップ1.30。首位・巨人は4番・岡本和真がついに目覚め、最近5試合で4本塁打・打率.388と活躍。4年ぶりのリーグ優勝までマジック6。
セ・リーグ2位の阪神は3位のDeNAと対戦。大山悠輔のヒットで先制、井上広大が5試合ぶりのスタメン起用に応える3ランHRを打った。DeNAの代打・宮崎敏郎の通算150号となる3ランHRで逆転されたが、自慢の救援陣が踏ん張り試合は延長戦へ。10回に佐藤輝明が決勝ホームラン。阪神6-5DeNA。
マジック6の首位・巨人はCS進出に負けが許されない4位・広島と対戦。巨人は岡本和真・浅野翔吾のタイムリーなどで得点し4-0とリードしたが、8回にケラーが2失点。変わった高梨雄平も打たれて同点。さらに末包昇大のタイムリーで広島が逆転した。9回は前回救援に失敗した栗林良吏が登板し、きょうはしっかり抑えた。広島5-4巨人。広島は3位に浮上。
プロ野球の順位表を紹介し、里崎智也がセ・リーグ優勝争いについて語った。首位・巨人が残り試合を勝利5割でいくと、2位・阪神は1敗しかできない。あす・あさって両チームが直接対決。予告先発は阪神・才木、巨人・菅野。どちらも絶対勝ちたい試合で見逃せない。