- 出演者
- タモリ 渡辺瑠海 鳥海高太朗 宮澤エマ 辻本法子
オープニングの挨拶。今回のテーマはインバウンド最前線。外国人観光客が注目する岩手・盛岡市にやって来た。
- キーワード
- ニューヨーク・タイムズ盛岡市(岩手)
昭和43年から運行しているボンネットバスで盛岡の街並みを巡る。モドさんはニューヨーク・タイムズで盛岡の記事を紹介。2023年に行くべき52か所の2位に挙げた。番組では外国人観光客が盛岡のどこに感動したかを調査。ベストテンを発表する。市街地中心部を歩きながら外国人観光客の声を聞いた。第2位は岩手銀行赤レンガ館。辰野金吾が設計したもので、街中に突然現れる西洋風建築が面白いという。
数ある日本の名所を外国人観光客はどう探しているのか。東京・築地の店に行列していたインバウンド客は、SNSを見て来たと話した。旅行情報源の圧倒的1位はスマートフォン。SNSで情報発信するインフルエンサーの存在がこうした状況を支えている。
オープニング映像。
2013年に訪日外国人が1000万人を突破し、2015年にはインバウンドが新語・流行語大賞にノミネートされた。外国人は日本のどこに魅力を感じているのか?
外国人観光客は盛岡のココに感動したBEST10を調査。3位:わんこそば。明治40年創業のそば処東家を訪れた。わんこそばはゲーム性があり楽しいという。8位:純喫茶。開運橋のジョニーを訪れ、タモリがジャズを聴くきっかけとなったレコードをリクエストした。同率6位には盛岡つなぎ温泉と報恩寺がランクイン。鉈屋町は江戸時代から舟運の要所として栄え、今も町家が残っている。盛岡在住のデイヴィッドさんは、歩いていると隠れた宝を発見できると話した。
鉈屋町の町家サロンピッピを訪れた。日本の伝統工芸品を鑑賞でき、多くの外国人は金継ぎに喜ぶという。
宮澤エマはゆっくり日本の魅力を味わえるのが貴重だと話した。タモリは看板に英語表記が少ないのが印象的だったと話した。2023年に行くべき52か所の19位には福岡市がランクイン。屋台の存続に取り組んでいる日本で唯一の都市と高く評価された。
外国人が日本の桜に魅せられる理由を調査。新倉山浅間公園では桜の絶景が見られ、展望台に400人超えの大行列が。5分限定の入れ替え制で最大2時間待ち。中国では魯迅の作品で上野の桜が紹介されている。欧米には桜が日本から渡った歴史的背景がある。アニメで桜に魅了された外国人も少なくない。
訪日外国人向けネットメディア、ジャパンガイドの記者たちは、桜の見頃を伝えるために桜ハンターとなり各地に飛ぶ。訪日外国人は見頃の場所をリアルタイムで知ることができる。桜レポートのアクセス数は54万件。4月の訪日外国人数は過去最多の300万人超え。
タモリは訪日外国人が桜の開花を見られるかはある種の賭けだと話した。鳥海高太朗は桜は最高の観光資源だと話した。辻本法子は花見というコンテンツをどのようにモノの消費に結びつけるかが次の課題だと話した。
新宿ゴールデン街で7店を取材。BAR ARAKU、ばるぼら屋、世阿弥など、客のほとんどが外国人だった。日本人常連客はコミュニケーションが取れて楽しいと話した。
新宿ゴールデン街のスナックをスタジオに再現。タモリは外国人なあんなに来るとは信じられないと話した。
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- 新宿ゴールデン街
昭和感満載のツアーが外国人に好評。東京・新橋の外国人向けスナック体験ツアーは、ガイドと一緒に2軒のスナックを回って1人18,000円。創業25年の栗奴、創業40年のて羅巣で昭和のスナックを体験した。全盛期に20万軒あったスナックもいまや3分の1に。1年半前に外国人向けスナックツアーを立ち上げた五十嵐真由子さんは、昭和文化に身を投じたい声が多いのは今後の観光文化を支えるヒントになると話した。
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- て羅巣新橋 スナック 栗奴新橋(東京)
外国人観光客は盛岡のココに感動したBEST10を調査。第8位:盛岡神子田朝市。早朝からローカルフードを堪能できる。地元の人とコミュニケーションがとれるのも魅力だという。第3位:盛岡八幡宮。江戸時代初期に建立された神社。第10位:南部鉄器。江戸時代に盛岡藩主が茶の湯釜を造らせたのが始まりといわれる。何代にもわたり受け継がれる伝統技術に感動するという。2024年に行くべき53か所には山口市が選出された。
盛岡と山口の共通点は小京都と呼ばれる地方都市であること。全国京都会議に加盟している自治体は全国に38か所ある。鳥海高太朗は今後人気が出そうなのは福井だと話した。
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