- 出演者
- チャンス大城 平子祐希(アルコ&ピース) みちお(トム・ブラウン) ヒコロヒー
オープニング映像。
様々な職業の人が遭遇したヒトコワ話。今夜の語り部は現役医師。
現役医師が体験したヒトコワ話「命を売るナース」を披露。それは研修医を終えたばかりの頃、週末に病院の泊まり込みバイトをしていた時のことだった。その病院では、亡くなった方のお看取りをした際に、医師が案内係を務める役割を担っていた。ちょうどその頃、看護師長が交代したばかりで、新任の看護師長からは「わたし、結構ヒクからよろしくね」と声をかけられたという。ヒクとは、勤務日に患者が亡くなることを意味する隠語で、この看護師長は初日の勤務から3人のお看取りに立ち会い、次の勤務では4回も呼ばれたという。ある日、その看護師長が欠勤していた日の当直中、葬儀社のスタッフから「いつも看護師長にお渡ししているものです」と言って、封筒を手渡された。中には10万円分ほどの商品券が入っていた。この出来事を病院の職員に報告すると、看護師長はそのまま辞職。後に判明したのは、彼女が葬儀会社からバックマージンを受け取っていたという事実だった。
トム・ブラウンみちおが医師が体験したヒトコワ話「キスして分かった相手の秘密」を披露。A子さんは、ある日居酒屋で隣のグループと意気投合し、その中の一人・リョウという男性と良い雰囲気に。会話も弾み、その夜ふたりはキスを交わすまでの仲に発展した。連絡先を交換し、その日はそれぞれ帰宅したという。ところが翌日、A子さんの唇が腫れてしまい、心配になって病院を受診。医師から「昨夜、何か変わったことはありませんでしたか?」と尋ねられ、キスのことを伝えると、「その男性の連絡先を教えてもらえますか」と言われたという。そして数日後、警察から連絡が入り、リョウさんの自宅から女性の遺体が発見された。さらに、A子さんの唇からは遺体からしか検出されない物質が見つかったと告げられたという。
アルコ&ピース平子がヒト怖い話「遠方からのファン」を披露。まだ仕事がライブくらいしかなかった時期、遠方から足を運んでくれる女性ファンがいたという。当時すでに結婚していたことも公表していた平子だが、その女性から「2人で会えませんか?」とたびたび誘われ、その都度断っていた。だが、それでも誘いは何度も続いた。ある日、女性が「これで最後にします」と言い残して帰ろうとした際、こちらに振り返り「いま、LINEの会話って…いくらでも作れちゃうの、知ってます?」と告げた。その言葉にゾッとした平子だったが、後日、彼女から結婚したことを報告されたという。
「チャンス大城のリアルジョブホラー 〜あなたの隣の怖い人〜」の次回予告。