- 出演者
- 山内泉
自民党総裁選に出馬する小泉進次郎氏が会見を行っている。小泉氏は政治に期待しない声が多い中自民党が真に変わるには改革を圧倒的に加速できる人物を選ぶ必要があり、世界が大きく変わる中で父となったことは人生の転機となったと話している。総理としては時代の変化に取り残された日本の政治を変え、議論ばかりの議題に決着をつけるとともに小さな願いも届く政治を実現したいとしている。総理総裁となれば衆議院を解散して信を問うとしている。政治の信頼回復に向けて政策活動費を廃止し旧文通費の内容を公開するとともに残金の国庫返納を行うとしている。政治資金問題に対しては自民党としては処分を行ったが当事者となった議員に対しては説明責任を果たしたか・再発防止を進めているか、地方組織や有権者の意見を踏まえて厳正に判断していくとしている。そして、新しい産業が生まれる国づくり・産業の柱を作るため労働市場改革を含めて聖域なき規制改革を進めるとしている。労働市場改革の本丸として解雇規制見直しを行って誰もが適材適所に働けるようにし、ライドシェアの全面解禁で地方の移動問題を解決していく。働きたいのに働けない年収の壁を撤廃し、労働時間規制の見直しや選択的夫婦別姓により選択肢を拡げていき、選択肢を増やしていくとしている。憲法改正については戦後の政治は国民の声を聞かずに来たと言及して国民投票の意欲を示すとともに、日本の領海・領空・領土を守るために自衛隊は命がけで任務を遂行しているにも関わらず自衛隊の名が憲法に記載されていないのはおかしいことと言及している。日本の衰退の原因は社会の閉塞感でありダイナミズムの不足ではないか、日本には出る杭を打つことや周りと同じように生きたほうが叩かれないという窮屈な社会が原因ではないかと言及し、失敗を許容して再チャレンジできる寛容さが必要だとしている。
小泉進次郎氏の会見は引き続きNHKのニュースサイトやニュース防災アプリでライブ配信されていると紹介した。
自民総裁選立候補を表明した小泉進次郎氏の「発言のポイント」「訴え・政策は」「総裁選 構図・情勢は」について政治部・古垣弘人が解説。小泉進次郎は伝家の宝刀とも言える衆議院解散について立候補表明の段階で明らかにしており、手の内を明らかにした形。政策については政策活動費を廃止するところまで踏み込んだ。最終的な構図は混戦模様が必至とみられる。
総務省が発表した家計調査によると、今年7月に2人以上の世帯が消費に使った金額は29万931円で、実質で前年同月より0．1％増えた。増加は3か月ぶり。内訳を見ると、テレビの購入や旅行への支出などの教養娯楽が5．6％増加。パリオリンピックの開催による観戦需要やボーナスの増加が消費を押し上げた。また住宅のリフォームなど住居の支出も17．3％増加した。その一方で支出の割合が大きい食料では物価高を背景に価格の高い牛肉や豚肉から鶏肉に切り替える動きが出て1．7％減少したほか、光熱・水道も政府による負担軽減策が一時終了したことに伴って4．6％減少した。
エンディング映像。
漫画家イエナガの複雑社会を超定義の番組宣伝。