オープニング映像。

パリオリンピックパラリンピックのメダリストたちが参加する祝賀パレードがパリ中心部で行われ、会場は熱気に包まれた。パリ中心部のシャンゼリゼ通り周辺にはパレードが始まる前から市民や大会のボランティアたちが集まり、メダリストなどと一緒に交流を楽しんでいた。パレードは夕方から始まり、柔道男子100キロを超えるクラスで金メダルを獲得したリネール選手や男子の7人制ラグビーでプレーしたデュポン選手などが、通りに設けられたステージを歩いた。会場からは大きな歓声が上がり、選手たちは笑顔で手を振ったりハイタッチをしたりして応えていた。主催者によると、約7万人の参加が見込まれ会場は熱気に包まれていたが、オリンピック関連ではこれが最後の大きなイベントとなることもあって一抹の寂しさも漂っていた。パレードのあとマクロン大統領からメダリストたちに勲章が授与された。また会場では屋外コンサートも開かれ、市民たちは夜遅くまでにぎやかな雰囲気を楽しんでいた。一方パリ近郊のサンドニでは、パリオリンピックパラリンピックで使われたグッズを一般向けに販売するイベントが始まった。このイベントは、大会で使われたグッズなどを記念にするとともに再利用してもらおうと企画され、屋外に設けられたブースにはボランティアのシャツや聖火ランナーが着ていたスポーツウエアなどさまざまなグッズが並べられていた。このイベントは来月半ばまでフランス各地で週末ごとに行われる。

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