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- 勝呂恭佑
オープニング映像。
NASA(米航空宇宙局)やNOAA(米海洋大気局)は、太陽の活動が非常に活発になる「極大期」と呼ばれる時期に入っていると発表した。極大期には太陽表面の巨大な爆発現象「太陽フレア」などが発生し、その影響でGPSや一部の無線通信、送電設備などに不具合が出るおそれがあるとしている。また、ふだんは緯度の高い地域で観測されるオーロラがより緯度の低い地域で見える可能性が高まり、ことし5月には太陽フレアの影響で日本を含む世界各地でオーロラが観測されたほか、アメリカではGPSを活用したサービスで太陽フレアが原因とみられる不具合が確認されるなど経済活動にも影響が出た。NASAなどによると、この状態は今後1年は続く可能性があるという。
インターネット上の偽情報が課題となる中、大手メーカーや大学などが連携して偽情報の検知から真偽の判定までを総合的に行うシステムを共同で開発することになった。開発には富士通やNECのほか慶應義塾大学や国立情報学研究所などが参加する予定で、きょう記者会見を開いた。関連したニュースや第三者による画像なども含めて分析するほか、偽の画像や映像を作成するディープフェイクの生成の手法なども学習して解析するとしている。また、過去の偽情報の類似度や拡散の速度から社会への影響も分析するとしていて、来年度末までにシステムを構築するとしている。
日銀の金融政策の決定に関わる安達誠司審議委員が16日、高松市で講演した。今後の金融政策について「2%の物価安定の目標を達成してから急ピッチに利上げするのではなく、段階的に進めることが適当だ」と述べつつ「極めて緩慢なペースで引き上げていく点に注意が必要だ」と述べ、この先の利上げは慎重な判断が必要だという認識を示した。
国内で運転している原発で最も古い福井県にある関西電力の高浜原子力発電所1号機が11月で運転開始から50年となるのを前に、原子力規制委員会は50年を超えた運転に必要な施設の管理方針などを盛り込んだ保安規定の変更を認可した。これにより、高浜原発1号機は国内の原発で初めて50年を超えて運転される見通しになった。
全国の気象情報を伝えた。