- 出演者
- 片山智彦
オープニング映像。
きのう投票が行われた兵庫県知事選挙で2回目の当選を果たした前知事の斎藤元彦氏は神戸市内で記者団の取材に応じた。今後の県政運営について県議会や職員との関係をもう1度前に進めていくなどと決意を述べた。また、告発文書を巡り県議会の百条委員会が事実関係の調査を続けていることについて、県としての対応は適切で法的にも問題なかったというのが私の見解だが調査には必要に応じて協力をすると述べた。一方、今回の選挙についてSNSなどを通じて駅での活動に集まってくれる人が少しずつ増えていった。SNSは1つの大きなポイントだったと述べた。
米国のトランプ次期大統領はインターネットやテレビなど通信分野の行政をつかさどるFCC・連邦通信委員会の委員長に巨大IT企業を強く批判してきたブレンダン・カー氏を起用すると発表した。カー氏はトランプ氏の大統領への返り咲きを念頭に保守系のシンクタンクが立ち上げたプロジェクト2025と呼ばれる計画の中でフェイスブックやグーグル、メタと言った巨大IT企業に対する規制の強化を主張してきた。また、選挙戦の中で一部のテレビ局の報道が偏向しているとして放送免許の剥奪の必要性を訴えたトランプ氏を公然と支持してきたことでも知られる。トランプ氏は声明の中でカーについて言論の自由のための闘士だと称賛した。カーはSNSにわれわれは検閲カルテルを解体しなければならないと投稿し巨大IT企業は不当に検閲を行ってきたと批判した。米国メディアによるとカーは実業家のイーロン・マスクと近いことでも知られ起用を巡って関係する業界などとの対立を懸念する声も上がっている。
日銀の植田総裁は講演で経済物価の見通しについて不確実性は高く米国などの海外経済の動向や国内の賃金の上昇が続くかどうかの2つの動きが今後、鍵になると指摘した。そのうえで今後の金融政策について経済物価が見通しどおりなら利上げを検討する考えを重ねて示す一方でこの先、利上げの判断にあたっては金融政策決定会合ごとにリスクとなる要因を慎重に点検していく考えを示した。
鉄道各社の間でクレジットカードを使ったタッチ決済の導入が広がっている。京王電鉄は11月からすべての駅の自動改札機に端末を設置し利用者の数などの動向を調べる実証を始めている。また東急電鉄も5月から世田谷線以外のすべての駅で導入したほか、関西の私鉄4社も10月から500余りの駅で導入した。増え続ける外国人旅行者への対応がねらいだが、交通系ICカードを使う利用者にとっても新たな選択肢となりそう。
全国の気象情報を伝えた。