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- 井上二郎
韓国大統領府は尹錫悦大統領が今日、午前10時から生中継で国民向けの談話を発表すると明らかにした。尹大統領がどのような発言をするのか関心が集まっている。尹大統領は国民に向け「国民の皆様にご迷惑をおかけしたことについて改めて深く謝罪申し上げる。政局の安定はわが党に一任する」などと述べた。(中継)韓国・ソウル。尹錫悦大統領の談話。
韓国・尹錫悦大統領が国民に向けた談話を発表。国際部・矢野尚平デスク、政治部・瀧川学記者がスタジオで解説。談話のポイントは謝罪を行ったこと、自らの任期も含め党に、与党に一任するという発言、それから今後の国政運営は政権とそれから党が一致して対応していくと、与党との連携をこれからさらに深めて今後、政権運営していくという姿勢を強調。発表されたタイミングの狙いは、今日午後に予定されている弾劾議案への採決、これを前にした動き。政府は今回の事態を受けて日韓関係の重要性を確認したいとして、昨日の日韓の外相会を調整したが、実現しなかった経緯もあった。外務省関係者は今後だが、仮に弾劾が可決されて大統領選挙が行われるようなことになれば日韓関係に大きな影響があるとも話していたとのこと。政府内では早期実現を目指していた首脳間のシャトル外交は当面、実現が難しくなったという見方が広がっている。今後の政府の対応なのだが弾劾を求める議案が今、国会に出されている状況ですので韓国の国会の状況を引き続き注視するということになる。外務省幹部のコメント紹介。
韓国大統領府は尹錫悦大統領が今日、午前10時から生中継で国民向けの談話を発表すると明らかにした。尹大統領はまた「第2の戒厳のようなことは二度と起きない」などと述べた。
韓国大統領府は尹錫悦大統領が今日、午前10時から生中継で国民向けの談話を発表すると明らかにした。静岡県立大学・奥薗秀樹教授の電話コメント。憲法裁判所に言及。
(中継)韓国・ソウル。大統領府は1時間ほど前の午前9時ごろ、尹大統領が談話を発表すると急きょ明らかにした。尹大統領が公の場に姿を現すのは非常戒厳の解除を表明した今週4日以来、3日ぶりとなる。尹大統領は法律的、政治的な責任は回避しないと述べた。そのうえで、今後の対応はみずからの任期を含めて与党に一任する考えを示した。尹大統領の辞任を求める集会は規模を拡大していて、今週の支持率は最低の16%まで低下。
韓国の尹錫悦大統領は非常戒厳を一時宣言したことについて、今日午前10時から生中継で国民向けの談話を発表し、「誠に申し訳なく国民に心からおわび申し上げます」と述べ謝罪した。そして今回、非常戒厳を宣言したことについて法的、「政治的責任を回避しません」としたうえで「私の任期を含めて政局を安定させる方法はわが党に一任する」と述べた。