- 出演者
- 利根川真也
オープニング映像。
アメリカの有力紙、ニューヨークタイムズは7日、トランプ大統領が開いた会議でDOGE政府効率化省を率いるイーロンマスク氏とルビオ国務長官が激しく衝突したと伝えた。5人の関係者の情報をもとに伝えた記事によると、6日の会議でマスク氏はルビオ長官に対し、“誰も解雇していない”と述べて職員の削減を怠っていると非難したのに対し、ルビオ長官は“マスク氏は正直ではない。1500人以上の国務省職員が早期退職に応じた”と強く反論したという。また国務省傘下で海外援助を管轄するUSAID（アメリカ国際開発庁）を事実上の閉鎖に追い込んだのはマスク氏だと考えていて、不満を爆発させたと伝えている。ルビオ長官を擁護する形でその場を収めたというトランプ大統領。マスク氏とルビオ長官の確執を否定したが、“マスク氏の手法は強引すぎる”として政権内部からも不満の声が出ているという報道が相次いでいる。
北朝鮮の国営メディアは、金正恩総書記が造船所を訪れ、原子力潜水艦の建造を視察したと伝えた。北朝鮮は今年で最後の年となる「国防5か年計画」で原子力潜水艦の保有を掲げていて、開発を急いでいるものと見られる。北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは今日、金正恩総書記が海軍の幹部らとともに造船所を視察したと伝えた。金総書記は艦船や原子力潜水艦の建造を視察し、海軍の武力の精鋭化、核武装化は国防発展戦略の重要な内容だと述べたとのこと。そのうえでアメリカ軍の原子力空母や原子力潜水艦の韓国への入港を念頭に「わが国の主権と利益を脅かす敵の海上、水中での軍事活動を絶対に座視しない」と強調した。北朝鮮は2021年1月の朝鮮労働党大会で打ち出した国防5か年計画で、原子力潜水艦の保有を目標の1つに掲げていて、計画が今年で最後の年となる中、開発を急いでいるものと見られる。
将棋の八大タイトルの1つ、王将戦七番勝負の第5局が埼玉県深谷市で始まった。藤井聡太七冠が勝ってタイトル4連覇を果たすか、挑戦者の永瀬拓矢九段が2勝目を挙げてタイトル奪取に望みをつなぐか注目される。王将戦七番勝負の第5局は埼玉県深谷市にある実業家・渋沢栄一ゆかりの建物「中の家」に対局室が設けられた。ここまで藤井七冠が3勝1敗とタイトル防衛に王手をかけて今日の対局に勝てばこのタイトル4連覇となる。一方、初めての王将獲得を目指す永瀬九段は、今回が藤井七冠と戦う4回目のタイトル戦。午前9時に対局が始まると、先手の永瀬九段が飛車先の歩を突いたのに対し、後手の藤井七冠はプロ入り後の公式戦では初めて歩を動かして角道を開ける手で応じた。藤井七冠が勝って4連覇を果たすか、永瀬九段が2勝目を挙げてタイトル奪取に望みをつなぐか、第5局の勝敗はあす午後に決まる見通し。
気象情報を伝えた。