- 出演者
- 大槻隆行
オープニング。
イランの国営テレビは日本時間の午前3時過ぎ、イスラエルに対する攻撃を開始したと伝えた。またイスラエル軍もイランからミサイルが発射されたと発表した。
NHKのエルサレム支局から中継。イランからのミサイルについて地元メディアは最大の商業都市テルアビブ郊外で攻撃による被害があったと発表。21人が怪我をしたという情報もある。イランからの報復攻撃が大都市に向けて行われたことで、イスラエルは強く反発しており、今後イランに対するさらなる対抗措置が予想される。
イランの首都テヘランから中継。国営テレビ局はイスラエルの防空システムを突破したと伝えた。テヘランでも空に多くの赤い光が打ち上がる様子が見られたという。
アメリカ・ワシントンから中継。今回のイランの報復攻撃についてトランプ大統領は公式なコメントを出していないが、状況を注視していると伝えられている。政府当局者は取材に対し「イスラエルのミサイルの迎撃をアメリカが支援した」と明かしている。トランプ大統領はイスラエルを支援する立場に変わりはないことを強調したと報じられている。
イスラエル最大の商業都市、テルアビブでは上空から数多くのミサイルが飛んでおり、空中で爆発したり、地上に落下して爆発する様子が映っていた。ロイター通信はイランの革命防衛隊の話として、イスラエルの数十の標的に対して攻撃を実施したことを伝えている。イランの最高指導者ハメネイ師は国営テレビで声明を発表。「「イスラエルが戦争を始めた。彼らはその犯罪結果から無傷でいることはできない」と話していた。複数のイスラエルメディアによると、地元救急当局の話としてこれまで21人がけがをしたと話している。イスラエルのカッツ国防相は「イランは重い代償を払うことになる」と話している。
スタジオで今回イランがイスラエルに対して行った報復攻撃について解説。両国が直接軍事的に衝突したのはこれが3回目となる。一昨年10月にはじまったガザ地区の戦闘で、イスラエルとハマスを支援するイランの間で去年の春と夏に戦火を交えた。確実なのはイスラエルは今後もイランへの攻撃を続けるということ。鍵を握るのは相手国であるイラン、そしてアメリカのトランプ大統領だと指摘した。
全国の天気予報を伝えた。
為替、ニューヨーク市場、きのうの東京株式市場の株価の終値を伝えた。