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- 渡辺健太
（ニュース）
茨城 救急車適正利用へ「選定療養費」徴収方針
茨城県は救急車の適正利用を促すため県内の大病院に救急車で搬送されても緊急性が認められなかった場合、病院が患者から7700円以上を徴収する運用をことし12月から始める方針を決めた。これはきょう大井川知事が定例会見で発表した。緊急性を認められない場合、紹介状なしで大病院を受診した場合に徴収される選定療養費として病院が患者から7700円以上を徴収する方針。選定療養費は救急車で搬送された場合は一律に徴収の対象外となっているがこの運用を改めるという。今後、県と医療機関などが協議して緊急性を認めるかどうかの統一的な基準を作るとしている。同じような運用は三重県松阪市でことし6月から行われているが、県によると都道府県単位では初めてだという。