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- 廣瀬雄大
オープニング映像。
中国軍の東部戦区はきのうまでの2日間、台湾周辺で「正義使命ー2025」と名付けた軍事演習を行った。演習では、台湾周辺の海域で駆逐艦などを投入して封鎖する能力を確認し、長距離の火力実弾射撃などを行ったとしていて、中国が「独立派」とみなす台湾の頼清徳政権や、台湾への武器売却を承認したアメリカのトランプ政権などへの圧力を強めている。これに対し、台湾国防部は、日本時間のきのう午前1時から午後4時までに中国の軍用機などのべ71機と艦船13隻、それに海警局の船など15隻が台湾周辺で活動しているのを確認したと明らかにした。また中国軍が福建省からロケット弾、台湾北部の海域に17発、南西部の海域に10発発射し、このうち南西部で台湾が定める領海の外側にある接続水域に着弾したという。中国軍の演習について、頼総統はSNSに「最も厳しい非難を表明する。脅威に直面しても決して譲歩しない」と投稿し反発している。中国軍は軍事演習が終了したかどうかは明らかにしておらず、台湾側は警戒と監視を続けている。
所得に応じて給付や所得税の控除を行う「給付付き税額控除」について、高市総理大臣は導入に意欲を示していて、政府与党だけでなく、野党も交えた国民会議を設置して議論を進めたいという。これを受けて、自民党は先の実務者協議で、立憲民主党と公明党に対し、政府と与野党による共同開催の会議にしたいと提案した。政府自民党は、高市総理大臣と関係閣僚、それに、「給付付き税額控除」の導入に賛同する各党の政策責任者が参加する形での設置を想定している。また、会議のもとに、政府と各党の実務者による協議体や、有識者会議を設けることも検討し、来夏ごろまでに中間整理を行ったうえで、来年中に制度設計の具体案をまとめたい考えだ。一方、野党からは、「国民会議は、政府と各党が対等に議論できる場にすべきだ」といった指摘も出ていて、年明けから会議の体制や議題などの調整が本格化する見通しだ。
ロシアのプーチン大統領はアメリカのトランプ大統領との電話会談で、ロシア北西部ノブゴロド州にあるみずからの公邸がウクライナの無人機で攻撃されたと主張した。これを受けてロシア大統領府のペスコフ報道官は記者団に対し「交渉プロセスを妨害するテロ行為だ」と述べ、ウクライナとの和平案をめぐってロシアの交渉姿勢は強硬になると指摘。その上でウクライナへの報復を示唆した。一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は、NHKなどのメディアに対し、攻撃への関与を改めて否定した上で、来月3日にイギリスやフランスが主導する有志連合の実務レベルの会合をウクライナで開いたあと、6日には首脳級の会合をフランスで行うと明らかにした。また、安全の保証の一環として、ウクライナへのアメリカ軍の駐留について問われたのに対し、「トランプ大統領や有志連合の代表者と話し合っている」と述べ、欧米諸国と連携する姿勢を強調している。
アフリカ東部のソマリアからの独立を一方的に宣言しているソマリランドは国際的には独立国として認められていなかったが、イスラエルは先週、国家として承認すると発表し、これを受けて国連の安保理は緊急会合を開き、ソマリアのオスマン国連大使は「国連憲章に違反し、国の主権と領土保全の尊重という国際法の基盤を損なうものだ」と主張し、イスラエルに対して国家承認の撤回を求めた。また、各国からも国家承認は地域の不安定化を招くなどと懸念する声が相次いだ。これに対しイスラエルの代表は国家承認を正当化した。
AFP通信などによる19世紀にパナマに渡った中国人労働者がパナマ運河の建設に貢献した功績などをたたえて、20年ほど前に運河の近くに建てられた記念碑が今月27日に撤去されていたことがわかった。撤去に踏み切った地元当局は「安全性に懸念があった」と説明しているということですが、パナマのムリーノ大統領は、地元当局の対応を批判している。これについて中国外務省の報道官は記者会見で、パナマ側に厳正な申し入れを行ったとしたうえで、「非常に悪質で中国とパナマの友好関係に背くものだ」と述べて反発を強めている。パナマ運河をめぐっては、アメリカのトランプ大統領が、「パナマ運河を取り戻す」などと発言し、中国の影響力に懸念を示している。周辺の港の運営権を持つ香港の企業は、2025年3月にアメリカなどの企業連合に事業を売却することで合意していましたが、中国当局が反発し、売却計画の見直しに向けた圧力を強めていて、交渉の行方は不透明な状況だ。
漫画家でイラストレーターの江口寿史さんがことし10月、SNSに投稿された女性の写真を本人の許可を得ずに利用して、イベントの告知用のイラストを制作したと自身のXで明らかにし、イベントの主催者も「制作過程に問題があった」として、イラストの使用の中止を発表した。その後、ほかの複数のイラストについても、許可を得ずに雑誌の写真などをもとに制作したものではないかという指摘が相次いだ。江口さんはきのう自身のXで「ご心配をおかけした皆様には誠に申し訳ない」とするおわびのコメントを投稿した。この中で、もとの写真などをなぞって描くトレースではないかという指摘については、「トレースは絵を描く上での正当な段階のひとつであり、トレース=盗用行為という一面的なものではない」などと説明している。そのうえで、「参考にした写真には被写体の方がいて、知らないところで絵が描かれたら、不安を感じる方もいるという当たり前のことにも十分な配慮ができていなかった。皆様からいただいた厳しいご意見も真摯に受け止め教訓としていきたい」などとコメントしている。
エンディング映像。
