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先週、バドミントン界を代表するシダマツペアが緊急会見で解消を発表した。パリ五輪女子ダブルスでは銅メダルを獲得し、シダマツフィーバーとなっていた。シダマツとして戦う国内最終戦のジャパンオープン2025を振り返っていく。さらに日本勢は女子シングルスが躍進しニューヒロイン候補として宮崎友花が現れた。ジャパンオープン6日間激闘の記録となる。
バドミントン ジャパンオープンのダブルスがシダマツペアにとって最後の大会となった。少しでも長く戦いたいと意気込む2人は1回戦の日本ペア対決をストレートで勝ち抜けると、香港ペアと対戦した2回戦も再びストレートで快勝した。
そして迎えた大会4日目の準々決勝。相手は世界ランク7位の韓国のキム ヘジョン/コン ヒヨンペア。試合序盤から接戦の展開となり熱戦の末、第1ゲームは韓国ペアが先取となった。
日本のファンの前では最後の試合となるため大声援に背中を押され、勢いを取り戻したシダマツペアは第2ゲームを取り返し勝負の行方はファイナルゲームへとなった。
バドミントン ジャパンオープン2025 志田千陽/松山奈未(日本)×キム/コン(韓国) 女子ダブルス準々決勝の第3ゲームを中継。志田千陽/松山奈未が勝利となり準決勝進出となった。
勝利した志田千陽/松山奈未のインタビュー。志田千陽は「気持ちでは絶対引かないと思って入ったが想像以上に難しい展開だった」などと話した。松山奈未は「マレーシアの選手が上がってきたときには今まで何回も対戦しているので勝った場面を自信にしながら自分たちのプレーを出していけばいい」などと話した。
バドミントン ジャパンオープン2025 志田千陽/松山奈未(日本)×P.タン/M.ティナ(マレーシア) 女子ダブルス準決勝の第1ゲームを中継。第1ゲームはP.タン/M.ティナが制した。
バドミントン ジャパンオープン2025 志田千陽/松山奈未(日本)×P.タン/M.ティナ(マレーシア) 女子ダブルス準決勝の第2ゲームを中継。第2ゲームもP.タン/M.ティナが制して志田千陽/松山奈未ペアは敗退となった。
試合を終えた志田千陽/松山奈未のインタビュー。松山奈未は「今回は相手のパフォーマンスがすごく良くて自分たちがやりたいことをする前に先手を取られた場面が多かったので相手に今日は完敗だったなと思う」などと話した。志田千陽は「相手のパフォーマンスがすごく良くて隙がない中で自分たちのパターンがなかなか出せなかったが、もっと開き直ってできればよかった」などと話した。
潮田玲子と共に今大会を振り返っていくという。まずは志田千陽/松山奈未ペアについて話していった。女子ダブルスがリュウ セイ ショ/タン ネイペアが圧倒的な強さで優勝したとのこと。
バドミントンジャパンオープンのシングルス1回戦に次世代エース候補の18歳・宮崎友花が登場した。去年12月に行われた全日本総合選手権で平成以降4人目となる総合優勝を果たすなど、3年後のオリンピックに期待がかかるホープとなっている。
その宮崎友花の初戦は長い手足を生かしたプレーで連続ポイントを取るなど、第1ゲームを先取した。続く第2ゲームは18歳とは思えない堂々としたプレーで相手を翻弄し接戦を制して去年は1回戦負けだったジャパンオープンで初勝利を手にした。自身2度目となるジャパンオープンで初めて進む2回戦となり白熱した試合は互いに一歩も譲らない展開になった。しかし接戦の末に第1ゲームは相手に先取されてしまった。第2ゲームも果敢に攻めたが相手に取られてしまい2回戦敗退となってしまった。
そしてもう1人の日本のエース・山口茜。はャパンオープン前人未到の5度目の優勝がかかっている。山口茜は初戦から圧倒的な力を見せつけ、わずか33分でストレート勝ちとなった。その後も順調に全てストレートで駒を進めた。
第1ゲームは山口茜の前に立ちはだかった強敵にこの大会初めて先取されてしまう。
バドミントン ジャパンオープン2025 山口茜(日本)×オウ シギ(中国) 女子シングルス準決勝の第2ゲームを中継。オウ シギが2戦を取り決勝進出となった。
このカテゴリーで大躍進を遂げたのが初出場の郡司莉子だった。世界ランキング4位の格上との対戦となった準々決勝で第1ゲームは接戦を制し、第2ゲームでは得意のスマッシュを起点に圧倒し前評判を覆す大金星をあげた。
郡司莉子の準決勝の相手は今シーズン1度しか負けていない絶対女王の韓国アン セヨン。第1セットは必死に食らいつくがこのゲームはオリンピック女王に奪われた。
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バドミントン ジャパンオープン2025 郡司莉子(日本)×アン セヨン(韓国) 女子シングルス準決勝の第2ゲームを中継。アン セヨンが勝利となり決勝進出となった。