- 出演者
- 濱田マリ 青木崇高
オープニング映像。
朝ドラに複数回出演した濱田マリと青木崇高がオープニングの挨拶。BKはNHK大阪放送局のコールサインにちなんだ愛称だと話した。
BK朝ドラ第1作は1964年放送の「うず潮」。林芙美子の生涯を描いた物語で、ヒロインに新人俳優の林美智子を起用した。その後も数多くの新人俳優を発掘し、スターの登竜門としての役割を担ってきた。
第12作「はっさい先生」では若村麻由美が主演を務めた。江戸っ子の大工の娘が関西の学校に教師として赴任する物語。自分自身をヒロインに重ね合わせたという若村は、思うようにできない悔しさで毎日泣きながら寝ていたと話した。
「はっさい先生」で若村麻由美が乗っていた自転車は「カムカムエヴリバディ」で上白石萌音が乗っていた自転車と同じだと話した。
第31作は2007年放送の「ちりとてちん」では、落語家を目指して奮闘するヒロインを描いた。第9作は1984年放送の「心はいつもラムネ色」。漫才作家の主人公の半生を通して、笑いの翔和史を描いた。第41作「わろてんか」では、寄席興行の世界に飛び込み日本中を笑いで元気にしていくヒロインを描いた。本格的な漫才シーンも話題になった。
第44作「おちょやん」は、映画や舞台で活躍した女性の半生を描いた。ドラマに登場する喜劇のシーンでは当時の舞台台本をそのまま使って再現した。ヒロインの千代を演じた杉咲花は、関西言葉の役は初めてだった。杉咲は、千代の根性や心根の優しさに自分自身も救われたと話した。
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- 杉咲花谷津弘幸連続テレビ小説 おちょやん
落語家を演じた青木は、やればやるほど本職の落語家の凄さを感じた、映像に必要なフレーズをとにかくやるしかなかったと話した。
第20作「ふたりっ子」では双子のヒロインを描き話題を呼んだ。脚本を担当した大石静は、健気なヒロインがいい人たちに支えられて成長していく話は見たくないと思っていた、双子にして天使の心と悪魔の心がそれぞれ宿ったらどうかというところから始まったと話した。
第38作「マッサン」で朝ドラ初の外国人ヒロインに選ばれたシャーロット・ケイト・フォックスは、リハーサルでどうしても覚えられずプロデューサーに泣きながら電話したら家に来て食事を作ってくれた、その優しさが忘れられない、日本語ができない私でも皆さんの支えで仲良くなれて乗り越えられたと話した。
濱田は、シャーロットがセリフを忘れて撮影が止まることは1回もなかった、撮影が終わると次の撮影の発音の練習をしていたと話した。シャーロット・ケイト・フォックスは次回の朝ドラ「ばけばけ」に出演する。
BK朝ドラは様々な食文化も描いてきた。
第42作「まんぷく」は、インスタントラーメンの開発に挑んだ夫婦の物語。ヒロインを演じた安藤は、クランクインの半年前に子どもを出産した。子どもと2人で暮らしながら朝ドラの撮影をするのはハードだった、とにかく幸せに朝ドラの時間を過ごすのを貫き通すための戦いだった。この作品でみんなを満たしていきたいという気持ちが強かったと話した。
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- 安藤サクラ福田靖連続テレビ小説 まんぷく
まんぷく制作スタッフからのタレコミによると、子どもがいるという人がオーディションを受けるようになったという。
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第31作「てっぱん」のヒロインを演じた瀧本美織は、嘘のコメント収録のあとサプライズで決定の報せを受けた。瀧本は、みんなで1つの作品を一生懸命作って乗り越えた達成感もスタジオで味わったので尊い時間だったと話した。
青木は、朝ドラのオーディションのとき映画の撮影をしていた、山からモジャモジャで雪焼けして帰ってきた姿が役に符合していたと言われたと話した。
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BK朝ドラはたびたび戦争も描いてきた。登場人物たちは人生を大きく左右する出来事に直面した。
洋服作りに命をかけた女性の半生を描いた第35作「カーネーション」では、忍び寄る戦争の影を描いた。戦死した夫を演じた尾上寛之は、戦争の時代を描いてる最中の記憶があまりない、あまり感じたことのない最初から通して関係性を作っていけたらからこその感情だったと話した。ヒロインを演じた尾野真千子は、みんな必死に生きるということがあるからいいドラマを作れたと思えたと話した。
濱田は、カーネーションで命が切れた瞬間も描いてもらったと話した。
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- 連続テレビ小説 カーネーション
インタビューした人たちに「あなたにとってBKとは?」と質問。尾野はだんだん家みたいになってきてると話した。大石静は、ふたりっ子が終わったあと大阪で暮らしたいと思ったと話した。尾上は、みんな楽屋あるのにロビーにいると話した。松尾は、みんなで作品のことを話す時間が東京に比べて多いと話した。杉咲は、120%を出し切るという気概に溢れた現場だったと話した。
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- 大阪府連続テレビ小説 ふたりっ子