2023年11月19日放送 0:35 - 1:21 NHK総合

プロジェクトエイリアン
PA004 わたしたちの“性愛”

出演者
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(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(プロジェクトエイリアン)
”性愛”で悩む男女がVRで交流

最初のミッションは貝拾い。協力プレーで初対面の緊張をほぐしてもらう。台が出現し貝を置く。

最悪のデートは?

トークテーマ「最悪のデートは?」。共通の話題でお互いを知る。ミライは「頭痛い時に元彼から今日来なければ良かったのにと言われた」などと答えた。ひつじは「やたらラブホに行きたがる人がいる」などと答えた。ブランは「熱が出たときに看病もせずに性的なことをされた」などと答えた。離婚し子どもがいるすぐるは「子どもの面会よりも優先してほしいと言われた」などと答えた。ブランも離婚経験があり子どももいると告白し「子どもの権利。親と会うのは」と語った。

好きなタイプは?

トークテーマ「好きなタイプは?」。ひつじは「タイプがない。私の意見を否定されるのが嫌い」などと答えた。すぐるは「筋が通っている人・浮気しない人がいい」などと答えた。ブランは「恋愛が長続きしない」と語り浮気しない人にグサッときたという。

貝旅行に出発!待ち受けているのは…?

一同は宇宙船に乗り込み月を目指す。燃料不足に陥った宇宙船を再起動させるためミッションが「誰か1人の大切なものを燃料にせよ!」。現れたのは地球で大切にしているもの。刻まれた思いを吐き出し合い1つ選んで燃料にしないといけない。ブランの大切にしているものはスマホの自撮り写真で「キレイな自分が残っている」「異性に必要とされる感覚」などと語った。ミライの大切にしているものはパートナー手作りの木製スプーンで「彼との生活で使用」「お客さんともシェア」などと語った。ひつじの大切にしているものは元カレからもらった高級バッグで「元カレに未練なし」「高価だから大切」などと語った。すぐるの大切にしているものは面会の日に長女からもらった手紙で「離れていても大切に思い合える」などと語った。一同はブランの大切なモノを燃料にした。最後のミッションは「次回、自分が何者か明かしてください」。自分の性愛に関する背景を1週間後、明かすかどうか考える。

1回目を終えて

1回目を終えて。すぐるは「皆さん女性だったのでびっくりした。割りと入りにくい。女性不信かな」などと語った。ミライはひつじについて「1番謎の人。もう少し話を聞きたい」などと語った。

性依存と向き合うエイリアン

1週間後。自分が何者なのか明かす最後のミッション。トップバッターはブラン。不特定多数と性的関係をもつ性依存に向き合っている。性依存から抜き出すため自助グループに参加し本を読むようになり、その場しのぎでしかないと勉強し気付いた。4年くらいは関係をもたないのを維持できている。

不倫の傷を負ったエイリアン

続いてすぐる。元妻に不倫されたサレ夫と明かした。2年間、夫婦関係の再構築を図るも限界を迎え協議の結果、親権を元嫁にして離婚した。新たに彼女ができたが疑いを持っている。

ポリアモリーを実践するエイリアン

続いてミライ。複数人と合意の上で性愛関係をもつポリアモリーと明かした。ポリアモリーを実践するキッカケは「パートナーと仲がよく話し合いもできるし楽しく過ごせるがセックスに関して協力できない。これが原因で別れる可能性に十分なり得ると思い1対1のルールを外し他の人とも性愛関係をもつルールにすると自分にとって彼を失わなくて済む」などと語った。パートナーをシェアする幸せな一方で疎外感を感じてヤキモチが生まれ苦しんでいる。

恋愛感情・性的欲求がないエイリアン

最後はひつじ。アロマンティック・アクセクシャルだと明かした。性的欲求や恋愛感情を抱かない人のこと。恋愛にチャレンジした過去もあるが何も変わらない絶望感を抱いたという。現在、同性パートナーと暮らしている。アセクシャルゆえ偏見を受けてきたという。

乗り越えられない”女性不信”

そして自分が何者なのかさらけ出し4人一緒に月面に降り立ったエイリアン。お互いの性愛について聞きたいこと・言いたいことを自由に話すことに。女性不信のすぐるにひつじは「それでも新しい人と恋愛をするんだと思った」と語った。すぐるは「周りの後押し。踏み出したが疑いの目で見てしまう」などと語った。ミライは男性不信と明かした。ミライは「疑っていてもいい。予防線として疑いと自覚すれば」などと語った。

向き合い続けなければならない”性依存”

ブランが「パートナーはいる。尊敬の気持ちがある。だが奥底にはセックスをしない気持ちはある。すぐるの話を聞いてされた側の気持ちを知れて私は裏切ったことに変わりないし傷つけたことが感じて」などと語った。すぐるは「不倫する人は悪いと思ってないと思ってた。反省をする人もいると分かっただけでも収穫」などと語った。

恋愛感情・性的欲求がないゆえの悩み

すぐるとブランの話を聞いたひつじが自分の悩みを話した。ブランは「愛情のあるセックスはステキと思うがセックスだけが愛じゃないしセックスが愛と限らない」などと答えた。

パートナーを共有して生まれた苦しみ

そしてミライもパートナーとのセックスについて悩みを吐露した。ブランは「セックスを楽しむ関係性だからより親密と捉えなくてもいいのでは。1つの趣味。究極的にいうと」などと答えた。すぐるは「ウチが崩れたのは話し合いが出来なかったから。自分の身内を明かすタイミングがなくなり、話し合いができれば良かったと思った」などと答えた。エイリアンたちはそれぞれの言葉を胸に昨日までとは少し違う現実の世界へ帰った。

地球に戻ったエイリアンたち

ブランは「参加して良かった。子どもと一緒にいれるのは当たり前じゃないことに気づかせてもらった」などと語った。すぐるは「自分のものさし・価値観の中に囚われていた。色んな行き方を見出して視野が広がった気がしている」などと語った。ひつじは「自分に自信がもてるようになった。パートナーに対して恋愛感情を返せない罪悪感があったがなくなった」などと語った。ミライは「前向きになれた気がする。人に共有すると自分だけのものじゃなくなって一緒に考えてくれたりするので気が楽になる」などと語った。

(エンディング)
エンディング

エンディング映像。

次回予告

プロジェクトエイリアンの次回予告。

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