- 出演者
- 浜野謙太(在日ファンク) 森田茉里恵
世界中で人気の日本の歌。なぜこんなにも愛されているのか、その答えを探して世界を旅するのがこの番組。今回の舞台はベトナム。
オープニング映像。
いま、ベトナムで日本の歌が人気。ホーチミン市に住むリンさんは地元で有名な歌うまベトナム人。職場は送出機関。政府の認定を受け、ベトナム人労働者を日本企業などに派遣する機関で、リンさんは日本語講師として働いている。
日本の歌が大好きというベトナム人のリンさん。日本に興味を持ったきっかけはドラマ「おしん」。現地では、ドラマをきっかけに「おしん」という言葉が「家政婦」という意味になっている。22歳で日本の大学院に留学し、日本語を理解するため歌も練習してきた。当時は「NHKのど自慢」にも出演。お気に入りの曲は高橋真梨子「for you…」。人生観も学べる歌詞に惹かれるという。夢は日本とベトナムの架け橋になること。
ベトナムに進出する日本企業は2000社以上。去年12月には日本の支援でベトナム初の地下鉄が開業。小学3年~高校3年までを対象に日本語教育の導入も予定されていて、日本政府による支援も予定。
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ベトナムの首都ハノイに暮らすティエンさんは日本の歌が大好き。日系の食品会社に働いていて、日本の歌の魅力を広めようと「オープンマイク」にもたびたび参加。誰でも飛び入りで歌うことが出来るイベントのことで、ジャンルを問わず好きな歌を歌うことが出来るものだが、中でも日本の歌が人気という。
ベトナムの首都ハノイに暮らすティエンさんは日本の歌が大好き。かつて国際交流事業の研修生として日本の証券会社で勤務も、勉強してきた日本語が通用せず孤独感を感じていた。当時支えになったのは部長の高野さん。そのころに知った中島みゆき「糸」に惹かれ、日本の歌に興味を持つように。
ベトナムにある昭和歌謡パブ「まちぶせ」。店主のミンさんは昭和歌謡曲マニア。ミンさんのレコードコレクションから好きな曲をリクエストできる。コレクションは約700枚。現地では昭和歌謡のほかに最新のJ-POP曲も人気。ベトナム語は声調の種類が多く、会話自体が歌に近いため歌が上手な人が多いとの分析も。
ベトナム・ホイアンに暮らすゴックさんは日本の演歌・歌謡曲が大好き。普段はボランティアとして日本語や日本の歌を子どもたちに教えている。日本の歌と出会ったのは20年まえ。CDショップでたまたま聴いた演歌に感動し、日本語の勉強をしながら何度も聴いたという。次第に日本語も習得。
ベトナム・ホイアンに暮らすゴックさんは日本の演歌・歌謡曲が大好き。この日は「谷弥次郎兵衛」という人物のお墓参り。江戸時代にホイアンにやってきた日本の貿易商で、同じように日本人商人を祀る墓はホイアンに3つある。谷は当時ベトナム人の恋人がいたが、鎖国政策で帰国を命じられた。その恋人に最後に会おうとした時に亡くなったといわれている。このエピソードにちなんで、ゴックさんが墓前で石川さゆり「天城越え」を披露した。日本とベトナムの関係が最初に始まったのは奈良時代のころ。
ベトナム・ハノイに暮らすアインさんは日本の歌が大好き。地元のハノイ大学で日本語や日本文化を学び、音楽クラブに所属しボーカルを担当。きっかけはSNS。骨肉腫のため左足を切断して暮らしが一変していた頃、日本の曲を聴いて励まされたという。夢は、ベトナムの障害者のために働くこと。
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2024年11月3日(0:10)