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オープニング映像。
エジプトで新たな発見され日本のカメラが初撮影を行った。案内された場所の崎には色鮮な壁画が残されており4300年のものとされる。今回はギザの三大ピラミッドをはじめ古代遺跡が残るメンフィスとその墓地遺跡を紹介する。
ナイルとともに発展してきたエジプト。ナイルの近くにあるのが三大ピラミッド。およそ4500年前に親子三代からなるピラミッドが建設された。一番大きいのがクフ王のピラミッドで現在高さ138.5m。建設当時は146.6m、約210段医師は推定200万個以上あったとされる。ドローンで撮影するとてっぺん部分が無くなっているのが分かる。ピラミッドがギザ台地に建てられたのには理由がある。古代のナイル川は年に4か月氾濫しており台地のヘリまで水が来ていた。そのため台地の上に建設されたとされる。かつての川岸には「スフィンクス」が建てられている。顔はスフィンクスを作ったカフラー王のものと言われる。近くでみると一枚岩で造られていたことがわかり、更に元々はひげや鼻も付いていたという。そして後世の王が色を塗ったり、補強されていた。スフィンクスがあるのはカフラー王のピラミッドの参道でその知覚には王の遺体から内臓を取り出すなどした河岸神殿がある。遺体から内臓を取り出すのは来世復活する際に肉体が必要とされたためとされる。また、使われた石は台地から切り落とされたもので台地は石切り場でもあったことが分かる。そんなピラミッドであるが頂上付近の石の風合いは異なる。化粧石でナイルの対岸からわざわざ運ばれたもので三代ピラミッドは実は全体が真っ白だったとされる。
新発見された遺跡はサッカラと呼ばれる砂漠地帯で2019年に新発見された墓所で奥には4300年前の色が残された壁画が残されていた。この墓所に埋葬されていたのは「クウィ」と呼ばれる貴族で、壁画にはクウィが死後も豊かに暮らせるように古代のごちそうが描かれていた。さらにクウィのミイラも見つかっており、この時代からミイラにしていることが裏付けられた。そんな墓地遺跡の宝庫となっているサッカラには最古のピラミッドが存在する。
来週から新コーナー「杏の世界遺産散歩inパリ」が開始すると告知した。
エジプト最古のピラミッド「ジェセル王の階段ピラミッド」に潜入する。内部は2020年に公開されたばかりで地下通路は全長6kmもあり盗掘を防ぐため迷路のようになっている。玄室には王の棺を納める空間があり石棺は世界最大となる高さ4.73mもある。天井は吹き抜けとなっており棺を上から見ることができる。広場を挟んで反対側には別の地下遺跡があり奥には一部が青いタイルとなっている壁が存在した他ジェセル王の姿が描かれていた。ピラミッドは王の権威を示すものである終焉を迎えた。メンフィスとその墓地遺跡は4000年以上前の墓地遺跡という理由で世界遺産に登録された。
世界遺産の次回予告。
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