2024年9月22日放送 18:00 - 18:30 TBS

世界遺産
「皇妃エリザベートが愛した白馬の牧場」

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皇妃エリザベートが愛した白馬の牧場
コーナーオープニング

本日の世界遺産はチェコの「クラドルビ・ナド・ラベムの儀礼用馬車馬の繁殖・訓練の景観」など放送内容を伝えた。

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エリザベート黄金の馬車

チェコ・クラドルビ・ナド・ラベムという村にある世界遺産。16世紀後半に設立された「クラドルビ・ナド・ラベム国営牧場」の面積は東京ドーム280個分で白馬を育てるための広大な敷地を持つ。現在飼育されているのは約600頭。クラドルバーは白毛と黒毛が存在するが、牧場では白毛が飼育されている。牧場内には調教場もあり450年の間につくられた景観が世界遺産となっている。牧場内に大きな厩舎が2つありその周囲に放牧地などがある。牧場を作ったのはハプスブルク帝国。牧場内では種牡馬が管理されている。その中で品評会で金賞を取った馬を特別に撮影させてもらった。クラドルバー種の馬は馬車専用で足が太く屈強な体を持つ1918年にハプスブルク帝国が崩壊したがチェコスロヴァキア時代も存続している。

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19世紀にはクラドルバーの肖像画が描かれている。この絵を所持していたのが帝国の皇妃エリザベート。エリザベートは大の馬好きだったといわれる。オーストリアのいシェーンブルン宮殿にある馬車博物館には黄金の馬車が展示されておりこれをクラドルバーがひいていたとされる。過剰なまでな装飾はハプスブルク家の権威を見せつけるためで大切な式典に使用されており、重くなったため8頭のクラドルバーでひいており馬もきらびやかに装飾されていた。

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450年続く育成方法

現在も続くクラドルバーの育成。生まれたてのクラドルバーは白くなく成長すると毛が白くなる。毎年約40頭の仔馬が誕生している。やがて仔馬は母とは引き離され別の厩舎へと運ばれる。馬たちに触れるのも大切な育成法。3歳になると調教が始まる。運動能力の他見た目の美しさも評価の対象となる。クラドルバーはデンマーク王室が1993年から購入している。

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馬のために牧場を大改造

クラドルビ・ナド・ラベム国営牧場は馬のために牧場を大改造して現在の景観が生まれた。ラベ川の川岸にあるクラドルビ・ナド・ラベム国営牧場。名前の弧を描く水場がありこれは蛇行する川の名残で元々頻繁に川が氾濫していた地域で水門で水を管理し広大な牧場となった。現在の景観となったのは19世紀から20世紀初頭の頃で人工的につくられた森などがあり英国式庭園の様式を取り入れた。厩舎も宮殿に見立てフランス式の様式を採用されている。しかし牧場には危機が訪れたことがあった。

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村人が支える白馬の牧場

クラドルビ・ナド・ラベム国営牧場と同じ名前の村クラドルビ・ナド・ラベムでは馬具工房がある。職人のマルティン・コツマンさんは昔と変わらず手縫いで馬具を作っている。国営牧場で働くスタッフは100人ほどでその多くは村人で450年の間にハプスブルク帝国の崩壊、チェコスロヴァキア、プラハの春などの時代の流れにさらされた。クラドルバーはブルジョワジーの象徴として悪者扱いされたこともあり農作業にも使用されたこともあった。その後馬車の競技などで注目されるようになったという。

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(エンディング)
次回予告

世界遺産の次回予告。

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ベスコングルメ

ベスコングルメの番組宣伝。

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