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オープニング映像。
格闘家、武尊は大事な試合の前には仲間とサウナに入ることがルーティーン。格闘家人生集大成の戦いに挑む。10年間無敗でK-1史上初の3階級制覇。3階建てのビルを購入しジムを設立した。唯一日本でやり残したことが那須川天心との試合。勝利した那須川天心はこの試合を最後にボクシングに転向し、武尊は判定負け。ロッタンと戦うことは格闘家としてのけじめという。ONE Championshipは世界の強豪が集うアジア最大の格闘技団体。しかしケガのためロッタンが欠場しスーパーレック・キアトモー9とのタイトルマッチに変更された。
武尊のONEデビュー戦はスーパーレック・キアトモー9。武尊は左ひざ2か所を骨折し、判定負け。小さい頃に空手を始めて最初の5~6年は1回も勝ったことがなかったという。
負けず嫌いのルーツは生まれ育った鳥取県米子市。空手道場正道会館 米子支部は武尊が通っていた頃は同好会だったが今は支部道場として多くの子ども達が練習している。小学2年生の頃に空手を始め憧れはK-1ファイターだった。リスタートの地はアメリカ・ロサンゼルス。がむしゃらに身体をいじめぬくのではなく、33の自分にあった練習を行う。格闘技で減量があり勉強のために、料理を教えてくれる居酒屋を探し働いていた。
復帰戦の舞台はタイ。武尊はONEで初勝利した。また、武尊は7代目タイガーマスクを襲名している。7代目タイガーマスクプロジェクトは養護施設出身者の自立支援を中心とした社会貢献活動を行っている。ベトナムの養護施設や小学校を訪問。ファイトマネーでベトナムに小学校を建設した。
ムエタイは発祥地・タイでは国技に指定されている格闘技で、その歴史は約500年とも言われている。吉成名高(24)はタイ人以外初のムエタイ3階級王者。エイワスポーツジムにはムエタイのチャンピオンが複数在籍している。同世代の仲間と日々しのぎを削っている。吉成は4歳から空手、9歳からキックボクシングを始める。ボクシングではジュニアチャンピオンになり、小学4年生からムエタイを始める。タイ遠征が運命を変え、15歳でムエタイプロデビュー。2018年にラジャダムナンミニフライ級で王座、去年ラジャダムナンで3階級制覇を成し遂げた。
吉成はアジア最大の格闘技団体ONEに挑戦する。より大きな世界で活躍し、ムエタイの知名度をあげたいという。出版社では写真集に使う写真を選んだ。また、週に1度ジムでキッズ教室を開催している。ムエタイの楽しさを伝えたいという。子どもたちのため、そしてムエタイの未来のため負けることは許されない。グローバル・ムエタイ・ルール、4オンスの総合格闘技洋グローブを着用。ONEに新しい風を吹かせたいという。
野杁正明(31)はONEと契約しVASILEUS GYMに所属してまだ1年足らず。かつてはK-1を2階級制覇した実力者、怪物の異名を持つ世界屈指のファイター。2連覇したら引退と話すが、連敗した。野杁を支えるのは妻の言葉。家族に勝利を捧げるため野杁は新たな取り組みを始めた。
野杁は強い攻撃にも耐えられるように首を鍛えた。2連敗からの復帰戦では2R14秒でKO勝利。戦う父は最強の称号を狙う。
海人(27)はどの階級も日本人が一番だと証明したいと話す。国内3団体を制覇しキックは1日1000回以上。世界最強になって恩返しがしたいという。
ONE Championshipには龍聖、秋元皓貴、青木真也らが出場。