LINEで質問・意見を募集中。今月5日午後1時ごろ、静岡・牧之原市~吉田町にかけて竜巻が発生。風速約75mと推定され79人が重軽傷、1人が死亡。全半壊163棟、一部損壊1236棟、最大約1万3810戸が停電。発生から10日以上経つが60代女性は車生活しているという。三重大学大学院・立花義裕教授が「アメリカほどではないが、日本最大級」などとスタジオ解説。被害者男性は1回目の突風で天井まで浮き上がり、2回目の突風で2m下の用水路に落下、3回目の突風で男性の体は持ち上げられ逆立ちのようになったという。男性は全身50針縫うけがをした。今回の竜巻は上から3番目のレベル「JEF3」(木造住宅倒壊レベル)、気象庁は過去最大級との見解を発表している。
主な突風の種類には竜巻・ダウンバースト・ガストフロントなどがある。局地的短時間の現象のため気象レーダーやアメダスなどの観測では判断が困難で現地調査(聞き取り調査、被害状況から突風の強さ風向きなどを推定、被害分布図を作成)が必要。激しい渦巻きや漏斗状や柱状の雲を伴い、被害域が帯状の場合に竜巻と判断する。三重大学大学院・立花義裕教授が「ダウンバーストはそばに飛行機が行くと墜落する。ダンバースとはレーダーで見えるが竜巻は見えない」「つむじ風は竜巻ではない。漏斗状になり上に積乱雲があるのが竜巻」などと解説。
静岡・牧之原市を中心に発生した国内最大級の竜巻について現地調査した三重大学大学院・立花義裕教授がスタジオ解説。要因1「海面水温の高さ」、平年差で3℃程度高くなっていた。要因2「スーパーセル(巨大積乱雲)発生」、地上と上空との大きな気温差・風の強さや風向きに大きな差があるとスーパーセルが発生しメソサイクロン(竜巻の親渦)ができる。要因3「竜巻の同時多発的発生」、大きな積乱雲の下で大きな竜巻が生まれその中に小さな竜巻がいくつも発生。日本の竜巻がアメリカ化しているという。
9月は竜巻シーズン、関東でも竜巻などの突風が相次ぐ。月別で見ると、前線や台風の影響などにより7月から11月にかけて多くなり9月は最多。今月5日茨城・日立市で竜巻により車2台が巻き上げられた。11日には千葉・木更津市内で竜巻のようなものが目撃された。平野部や沿岸は起伏による抵抗が少ないため竜巻が発生しやすく勢力を保ちやすい。三重大学大学院・立花義裕教授が「今回被害があった牧之原市など静岡の沿岸部も竜巻が発生しやすい地形的条件が揃っていて、過去にも複数回竜巻が確認されている」などとスタジオ解説。
竜巻から身を守る方法を紹介。竜巻をもたらす積乱雲接近のサイン(低く黒い雲が接近、雷鳴・雷光、急に冷たい風が吹く)に注意。室内にいたら、窓・カーテンを閉め離れる、できるだけ下の階の窓のないトイレ・浴室などへ移動。屋外にいたら、頑丈な構造物へ避難、側溝などに伏せる、電柱・木から離れる。車の中、車庫、プレハブ、物置は危険。三重大学大学院・立花義裕教授が「常に気象情報を見ることが竜巻から身を守る基本」などとスタジオ解説。
主な突風の種類には竜巻・ダウンバースト・ガストフロントなどがある。局地的短時間の現象のため気象レーダーやアメダスなどの観測では判断が困難で現地調査(聞き取り調査、被害状況から突風の強さ風向きなどを推定、被害分布図を作成)が必要。激しい渦巻きや漏斗状や柱状の雲を伴い、被害域が帯状の場合に竜巻と判断する。三重大学大学院・立花義裕教授が「ダウンバーストはそばに飛行機が行くと墜落する。ダンバースとはレーダーで見えるが竜巻は見えない」「つむじ風は竜巻ではない。漏斗状になり上に積乱雲があるのが竜巻」などと解説。
静岡・牧之原市を中心に発生した国内最大級の竜巻について現地調査した三重大学大学院・立花義裕教授がスタジオ解説。要因1「海面水温の高さ」、平年差で3℃程度高くなっていた。要因2「スーパーセル(巨大積乱雲)発生」、地上と上空との大きな気温差・風の強さや風向きに大きな差があるとスーパーセルが発生しメソサイクロン(竜巻の親渦)ができる。要因3「竜巻の同時多発的発生」、大きな積乱雲の下で大きな竜巻が生まれその中に小さな竜巻がいくつも発生。日本の竜巻がアメリカ化しているという。
9月は竜巻シーズン、関東でも竜巻などの突風が相次ぐ。月別で見ると、前線や台風の影響などにより7月から11月にかけて多くなり9月は最多。今月5日茨城・日立市で竜巻により車2台が巻き上げられた。11日には千葉・木更津市内で竜巻のようなものが目撃された。平野部や沿岸は起伏による抵抗が少ないため竜巻が発生しやすく勢力を保ちやすい。三重大学大学院・立花義裕教授が「今回被害があった牧之原市など静岡の沿岸部も竜巻が発生しやすい地形的条件が揃っていて、過去にも複数回竜巻が確認されている」などとスタジオ解説。
竜巻から身を守る方法を紹介。竜巻をもたらす積乱雲接近のサイン(低く黒い雲が接近、雷鳴・雷光、急に冷たい風が吹く)に注意。室内にいたら、窓・カーテンを閉め離れる、できるだけ下の階の窓のないトイレ・浴室などへ移動。屋外にいたら、頑丈な構造物へ避難、側溝などに伏せる、電柱・木から離れる。車の中、車庫、プレハブ、物置は危険。三重大学大学院・立花義裕教授が「常に気象情報を見ることが竜巻から身を守る基本」などとスタジオ解説。
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